概要
常識は役に立たなくなってきた。よく聞かれる言葉です。これは事業や市場だけでなく「ものづくり」に関しても同様です。富や豊かさを創造するには、モノの構成要素を新しい切り口から調べる必要があります。
あなたが自分だと思い込んでいた者の正体
まず、この資料をジックリ確認してみてください。クリックで拡大します。
顕在意識。正確には意識の通った心の部品。この小さな部品が「あなた本体」だと思われてきました。さらに奇妙なことに、その部品は肉体というハードウェアを構成する脳という管理装置が生み出すソフトウェアだと考えられてきました。
思考や感情。気を抜くと、私たちは思考・感情と自分自身を一体化してしまいます。問題と一体化している状態で問題に気づけないように、自我系や心の部品と一体化していると自分の正体に気づけません。
あなたの本尊は、人間装置が生成するソフトウェアなのでしょうか?それとも、仮面の背後に渦まく情報エネルギーなのでしょうか?つまり、あなたは物質に依存した電磁情報なのでしょうか?
マインド技研の見解は「違う」です。それらは心の部品や構成要素ではありますが、本尊ではありません。心の部品で構成された人間装置と小宇宙を運用している実体こそ、あなたであり私たちであると考えます。
意識。意を発して識を得る。意志という入力を増幅し、出力を得るための装置が人間装置です。
これまでの文明では、この装置が本尊であると考えられてきました。新時代の「ものづくり」においては、その認識を刷新する必要があります。魂についても同様です。
あなたが使う、心の「ものづくり」装置
いつの時代の「ものづくり」においても、集積・増幅装置は非常に重要です。
情報エネルギーを集積できなければ局所的に何かを達成することは難しく、増幅できなければ持続性や強度に問題が出ます。解像度を上げるという観点でも、増幅は重要なはずです。
どんな宇宙であれ、集積と増幅がセットになっています。
あなたが使う人間装置も、人間装置を包み込む小宇宙も、集積・増幅しています。以前の研究ノートで、人間装置は集積装置であると書きました。細胞も集積装置であり、ホログラム的な増幅装置であるといえます。
細胞が集積するのは星々のエネルギー、電磁的な情報エネルギーです。
新時代の職人たちは、直線性から自由な状態で、集積装置という価値を創りだすことが求められる。以前の研究ノートでそう書いたのは、人間装置や地球環境のあらゆる部分で集積・増幅が行われているためです。
意識と心の技術でそれを科学的に実践するのが、真の錬金術です。
水を研究するのも良いと思います。遠くの星々を目標にするのも理解できます。しかし、もっと身近なところに「ものづくり」の研究材料は存在します。それがあなたが使う人間装置であり、小宇宙です。
あなたという意識、意識という実体が実装する魂という具現化、具現化した実体が運用する人間装置という具体化。実体という本尊を中核に据え、情報エネルギーを増幅するよう設計されています。
思考と感情を増幅する「ものづくり」技術
思考と感情は、主に自我系によって増幅される、具体化した情報エネルギーです。より情報密度の高い具現化の領域に属する想念も存在しますが、具体的な増幅という意味では自我系が支配的です。
自我系が実体や具現化(意識や魂)と整合しているかに関わらず、この電磁的な情報エネルギーは個人を超えて環境にも作用します。筆者が毎日カラスたちと会話する時、意識して使うのがこの増幅です。
スピリチュアル産業でいわれる「グリッド」であり、通信ネットワークです。ローカルにもグローバルにも増幅しているという点で、インターネットに似ています。グリッドの基礎が、神だと思われてきた心の技術です。
自我系も集積回路に似た装置です。以前の洞察レポートで自我系の天体魔術を説明するのにカバラ生命の木を流用したのはこれが理由です。
波動的に水晶に近い有機的なエーテル素材を基盤に、星々のエネルギーを集積・処理・増幅しています。感覚的には高密度の水・植物・鉱物が融合したような素材です。
それをインターネットのように増幅・貯蔵・共有するのが遺伝マインドです。
遺伝マインドも有機的な第五元素を基盤に実装されており、流体としての遺伝制御が行われています。惑星の電磁環境やシューマン共振に関係があり、その周波数帯域はグリッドで接続・共有されています。
睡眠時や瞑想時に体験や想念が共有されるのはそのためです。遺伝マインドに対する攻撃が広範囲なマインドコントロールであり、過去マインド技研もこの周波数帯域で大量のノイズを受信したことがあります。
以前の洞察レポートでシンクロニシティには破壊的なものと建設的なものがあると書いたのも、同じ理由です。破壊の意志で術式を構築している場合も(自我系を刺激する)シンクロニシティは大量発生します。
重要な点は「自我系と遺伝系はセットであり、自我系が本尊とされてきたが、間違っている」ということです。新時代の「ものづくり」職人たちは、心の部品を正しく調べ、扱うことが求められます。
意識から課題領域を定めるのが心の技術
新しい「ものづくり」の視点。設計者の視座。創造者の観点。それが本尊からみた世界です。
この能動的な観察者ともいえる領域から心の部品として人間装置・小宇宙・仮想宇宙・大宇宙を捉え直すと、有機的な素材を最大限に活かすという先行指標が新時代の「ものづくり」にピッタリである理由も解ります。
最初に確認した画像資料を思い出してください。人間装置に絞って考えても、本尊から課題を見定めるのと顕在意識(小さなマインド)から問題に対処するのでは、量も質も意味合いも全く変わってしまいます。
小さなマインドで結果の世界に飲み込まれている状態では、火消しやトラブル対応に追われる毎日です。原因は発見できず、無駄な労力と時間ばかりを浪費します。事業と同じです。本尊から自身が運用する人間装置(経営システム)を捉え直すと、少ない労力で多くを改善することができます。
思考・感情の渦中で流れに逆らい、力尽きそうになっている状態で、レバレッジを効かせることはできません。誰かにレバレッジされ、抵抗している状態です。その状態を変えるには、渦中から出なければなりません。ソーシャルメディア疲れしているのであれば、アカウントを削除すればいいだけです。
心の集積・増幅装置も同様です。特に自我系は経営システムやソーシャルメディアに近いです。それらは自我系を刺激するよう設計されているからです。止まれないよう巧妙に構築された統治系なのです。
まずは止める。立ち止まる。渦中から出る。いったん動きをリセットした状態で再出発する。課題解決領域を定義できる本尊の領域まで位置を変更する。手探りではキツイので、画像資料で自分の現在地を確認する。資料は課題解決領域と文脈を抽象的に定義しており、地図として機能するようになっています。
新時代の「ものづくり」の達人たちは、物質も精神も分け隔てなく、有機的な素材を最適な形で活用することで、長寿・高機能・高品質な宇宙を構築していくことができます。そのために必要なのはAIではなく、心の技術なのです!