未来技術を既存事業に導入する
経営者や事業責任者で、心の技術に共鳴し、既存事業への導入を検討されている場合、議題とともに面会を予約いただけます。
概要
マインドという素材。それを扱うための基本的な魔術が「結界」です。結界魔術は現在の情報技術でいうドメインモデルであり、多重結界は情報密度と音によって数学的・幾何学的に構築されたシステムです。私たちが実装している人間装置とその環境である仮想宇宙もまた、結界魔術によって構築された複雑系です。
前提と要約
モノゴトを分ける。現状維持の文明は、この「分けることで解る」という分析が得意です。しかし、現状維持の文明を研究していると、どうも分析自体が機能不全を起こしていることが判ってきました。理由は「マインドセットの品質と使いかた」です。結界魔術、つまり人間のマインドシステムが機能不全を起こしているということです。
Why - なぜ、人類の意識は低下しているのか
単刀直入な回答は「極端に限定されたフレームワークを採用し、さらにそのフレームワークのほとんどを使っていないから」です。結果、視野はどんどん狭くなり、非常に(視野が限定されているので)利己的な態度をプログラムの実行結果として出力します。
What - なにを変えれば、意識進化できるのか
有効な解決策は大きく2つです。ひとつはフレームワークそのものを拡張すること。もうひとつは現在のフレームワークを最大限活用すること。拡張は根本治療であり、活用は対症療法です。この洞察レポートは、両方の解決策を統合したデザインになっています。
How - どんなツールが意識進化を促進するのか
問題の原因はフレームワークですから、別のフレームワーク(メンタルモデル)をマインドセットに組み込むことが意識進化を促進します。通常であれば数百年〜数千年はかかるであろう進化を促進するのが錬金術本来の価値であり、活用方法です。
人類の意識低下が著しい現在、一方で惑星の情報密度は高まっています。この激しいギャップの「戻し」による破壊的な影響を受けるより、情報密度の高まりに意識を合わせていく。それが自然のリズムに合わせた生きかたであることは、もはや疑いの余地はありません。
人類の意識低下が懸念される理由
このセクションでは、観察と分析の結果から導き出した、人類の意識低下によるリスクを検討します。
現在、マインド技術研究所(Umagick Lab)は九州を主な活動拠点としています。そこで老若男女を観察していて気づいたことがあります。それは「自分を中心に据えた二極でモノゴトを扱っている」という状態です。
町の運転マナーについていえば、とても危ない運転をする人が多いです。交差点で停止すべき場所をノンストップで突っ込んできたり、駐車場から道路に飛び出してきたり、横断歩道を渡っている人がいるのに突っ込んできて急ブレーキをかけたり。そういうことが毎日起きています。
私もこの危険な日常を目撃しながら、しかし事故には巻き込まれず、数年が経過しました。この危ない状況と少し距離のある状態で冷静に観察できる機会を毎日持つことができています。最初はマナーの悪さにイライラしていたのですが、徐々に「なぜだろう?」という好奇心が勝ってきて、原因を研究することになりました。
惰性と怠惰は支配術式の一部
結論からいえば「左右だけ見れば良いというモノサシ(基準)を使い、片方しか見ない」という状況が圧倒的でした。駐車場からノンストップで飛び出してくるのも、交差点で危険な運転をするのも、運転手をよく見ていると「左折であれば、右しか見ない」という状況が全体の約8割という結果でした。
ゆえに歩行者や自転車を確認することなく、自分が行きたい方向に関係のあるモノゴトしか見ていないため、非常に危険な運転につながっていました。そこには過信もあると思いますが、要は「思い込みで生きている」状態であり、ある意味「幻想世界で利己的に生きている」ともいえます。
同じことは九州だけでなく、ビジネスの世界(国内・海外)でも頻繁に起きています。
個人的な経験と観察では、過去関わったITプロジェクトのほぼ10割(全部!)において、コミュニケーションの破綻、一方的で成立しない要求、他者への責任転嫁などが横行していました。特にオンラインのコミュニケーションにおいては、一方的に投げつけるスタイルが標準で、キャッチボールが非常に難しい状況です。
スピリチュアル "エンタメ" 産業も同様です。二極化ビジネスはいうまでもありませんが、ポジネガのポジティブしか見ないという「臭い物に蓋をする、自分には関係ない」というスタイルが一般的です。悟りをテーマにした本の中にも「エゴは悪・自分は存在しない」という謎の解釈が存在し、とても不思議です。
すべての現象に共通するのが「自分を中心に据えた二極でモノゴトを扱っている」という状態なのです。
この図は以前の洞察レポート「新時代のブルーオーシャン戦略」の「二者択一を迫る暴力的な文明」というセクションで紹介したものですが、再掲・再考したいと思います。
左が思い込みで幻想世界を生きている状態です。右が実際に起きている現象です。ちなみにこの現象は分離されているわけではなく、分離されているように顕在化しているだけだとご理解ください。
魔術師や錬金術師、もしくはあなたが魔女であれば「右のように宇宙とシステム連携した状態を一体化しているといい、この状態でないと術式は期待通りに発動しない」という原則をご存知かもしれません。
しかし、気を抜いている時の(筆者を含む)自身や周囲は、左の思考様式・行動規範が支配的ではないでしょうか。いわゆる「省エネモード」であり、その省エネモードをさらに限定的に使っているので問題が多発するのです。いわば、周りが全く見えていない状態です。
この状態を私たちは「銀河という量子クラウド上でエミュレートされている8ビットのファミコン宇宙」と呼んでいます。つまり惰性・怠惰が支配的であり、演算領域が極端に少ないのです。この状態で術を開発し、発動することは非常に困難です。
ゆえに思い通りにならず、感情的になり、他人に責任転嫁する利己的な態度になってしまうのです。
これは当人の問題だけではなく、仮想宇宙というシステム的な観点でも非常に根深い問題です。よって、今回の洞察レポートでは、人類の歴史において秘匿されてきた情報を技術仕様として公開することにしました。
別のいいかたをすれば「宇宙や文明という機密情報のオープンソース化」です。それはつまり「支配術式」です。要は「惰性と怠惰は支配術式の一部」なのです。その支配術式を変えなければ、主権と自由の達成は非常に困難です。
環境変化に逆らう代償の大きさ
観察から課題を特定したところで、省エネモードで生きる代償を検討していきます。そのまま生きていると、どんな問題に直面するかという未来予測です。
結論からいえば「環境変化と真逆の方向に進むため、ギャップが広がり、自然とズレていき、宇宙が全体的なバランスをとるその時に、大きな戻しが破壊的な影響となる」ことが予測されます。サクッと死んでいったん終わりであればまだ良いのかもしれませんが、おそらくそういうバランスの戻しにはならないでしょう。
根拠は、健康を損なうケースと自然のバランスは同じだからです。不可視の情報エネルギーからはじまる健康状態のバランス崩壊は、小さな問題が修正されずに蓄積して起こることが多いです。ウィルスに係る発症ですら、自身の環境に「術式の発動条件」をつくっていることが原因であるという研究もあります。
筆者自身、昔は10年ほど心療内科に通院し、ずっと抗うつ剤や睡眠薬を服用していました。もちろんそれだけが原因ではなく、破壊的な生活習慣(という術式の発動条件)が心身の健康を損なっていたのですが、すべてが積み重なった結果、狂気の苦しみを味わい続ける結果となり、死の手前まで行きました。
後に服薬をやめ、直感と学習による健康管理によって、現在は人生で一番健康な状態を経験しています。医師には「一生服薬を続けなければならない」といわれていたのに、逆のことが起こったわけです。あのまま服薬を続け、自然の目覚めと真逆の方向に自分を眠らせていたらどうなっていたか、想像に難くありません。
過去に参加したプロジェクトの例では、時代にまったく合わない営業スタイルを変えようとせず、湯水のように資金を投入した結果、経営が立ち行かなくなった会社を目撃したことがあります。その災禍も突然発動したのではなく、術式の発動条件を積み重ね、多くの苦しみをもたらす結果になっていました。
このように、ギャップやズレがもたらす苦しみは非常に大きなものです。
コンサルタントであればギャップ分析を実施されていると思いますし、技術者であればシステム分析・設計時に「as-is、to-be」を定義すると思います。つまり、ズレやギャップからくる苦しみを避けるために、企業は大量の資金を投じているのではないでしょうか。
判断を誤ってはならないのは「省エネモードとゆっくりラクに生きることはまったく違う」という点です。
省エネモードは前述の通り、他者による支配術式です。ゆっくりラクに生きるとは、むしろ気功・練丹術・ヨガの養生に似ており、情報エネルギーの密度を高めつつ、力まず、判断を急がず、功を焦らず、ゆっくり進むことです。その過程で多くの気づきを得て、本当にアニメや伝承のような術が使えるようになります。
ゆっくりラクに生きることで、進化が促進されるという(一見すると逆の)効果がもたらされるのです。
省エネモードで生きている人々をジックリ観察すれば判ることですが、支配術式は演算領域を小さくして、猪突猛進させ、ジックリ内省するスペースを与えないことが特徴です。非常に少ない情報エネルギーしか扱うことができず、結果として余裕のない、利己的な態度が出力されてしまうのです。
主権と自由から遠ざかるリスク
最も大きなリスクは「主権と自由」から遠ざかってしまうことです。支配術式の中で思い込みに囚われ、幻想世界で極端に生きているのですから当然です。
主権と自由というと、支配術式で生きる人々はやりたい放題と勘違いしがちです。これまでの抑圧(鞭)から解放(飴)への揺れを生きているに過ぎません。飴と鞭、両方含んで支配術式・結界魔術です。
ここで改めて主権と自由(sovereignty and freedom)を定義したいと思います。
マインド技術研究所が目指す主権と自由とは、個人から文明・惑星レベルまでの主権と自由です。それは文明基盤である思考様式・行動規範における主権と自由を意味しています。
どう考え、どう動くかを自分の意志で決定するのですが、それは自然環境や他の生命体を含む、全体の調和と繁栄を尊重した結果です。個人の進化という観点では、情報密度の高い環境・状態で、より多くの演算領域を扱えるよう進化した存在を指します。
全体と個人をバランスさせるというのは、先ほどの図でいう左の「世界術式の行使」状態であり、それは宇宙とのシステム統合を意味します。統合状態で多くの演算領域を確保しているならば、極端に利己的でやりたい放題な状態を、主権と自由の表現であるとは誤認しません。
とはいえ、主権と自由を経験している状態では、自身と文明が惑星レベルの仮想化技術の上に構築されている仮想宇宙の中にあることを認識しています。認識できているということは、仮想宇宙の理(システムのルール)の外にある意識から人間装置を実装している自分の状態に気づいていることを意味します。
これはスピリチュアル産業のいう次元上昇とは異なります。次元を上昇する、高次元存在への憧れや服従そのものが、マインドシステムのプログラミングやエゴシステムのハイジャックです。
判断が難しいのは「人間装置を制御するマインドシステムでうまくいかない、自然がブロックしているように感じるからといって、主権と自由が阻害されているわけではない」というケースです。
システム構造については後述しますが、人間装置に備わったアプリケーションやOS(エゴ関連)でうまくいかないことでも、人間装置を実装しているオブジェクト(魂・ソウル)の観点ではやらないほうがいい、というケースもあります。それが理由で、自然というインフラ環境との相互作用で実行できずにエラーになっていることもあるのです。もちろん、単に妨害術式や黒魔術的な影響の場合もあります。
このようなケースを考慮しても、省エネモードで猪突猛進するファミコン宇宙の住人が、主権と自由から遠ざかっていることがよく判ると思います。その状態では、ケースの検討すらできません。
意識進化も退化も可能な結界魔術
このセクションでは、単純な結界魔術を参考に、意識進化とシステム理解を深めます。
ここまで詳細に課題とリスクを検討してきました。次は課題解決における表面的な問題と対症療法に入ります。このことからも判るように「対症療法 = ダメ」ではありません。表面的な問題(症状)を認識し、手当てすることも時には必要で、その過程で根本原因を探るキッカケを掴んだりします。
単純な結界魔術は退化の原因
まずは、最も単純な結界魔術をプロファイル診断のアナロジーで検討します。
これは「五行思想」を使って、筆者の人格を表現した図です。この図の元になっているのは、ウェルスダイナミクスというロジャー・ハミルトンが開発したプロファイル診断です。その診断結果をさらに抽象化して、五行思想のフレームに置き換えています。
筆者はどうやら五行の「木」属性がとても強いようです。さらに前述した魔術的なシステム統合という観点では、診断には出てこない「水」属性も備わっています。
アニメ的には「木・水の二属性」に特化した魔術師ということです(笑)
木属性で生み出し、水属性でシステムを統合します。マインド技術研究所でビジネスコンサルをするときは、たいてい自動化やシステム連携などもセットで手掛けます。全体像を把握して、現場を観察し、計画を実行に落としていく、戦略やプロトタイプ検証など「動的な計画フェーズ」が得意です。
おそらく、この結界魔術と傾向を見たとき、筆者の人格を自動操縦的に「ジャッジ・判定」したと思います。五行の意味がわからなくても、ビジュアル・形で判断したはずです。
偏っていてバランスの悪い人格だとジャッジした人もいると思います。もしくは、自分とは異なる属性なので協業したら面白いと感じた人もいるかもしれません。ウェルスダイナミクスをご存知の場合「ああ、あのタイプね、じゃあ得意・不得意はこうで、こういう人間だ」と決めてかかったかもしれません。
それが結界魔術の省エネモード利用です。馴染みのある表現に直すと、バイアスです。
善悪抜きにして、バイアスというのは「partiality、one-sidedness、tendency、inclination」という意味を含んでいます。要は、偏り・バランスを欠いた状態・傾向です。思考様式・行動規範でいうならば、固定化したショートカットであり、いつも同じショートカットをすべてのケースに当てはめる省エネモードです。
この図をマインドのフレームワーク、結界魔術として認識した場合、面白い情報が視えてきます。
- 四方の風という魔術結界
- 東西南北に五行をマッピング
- 平面的に単純化した魔術結界
- 傾向・角度とは人間の個性
注記:方角と五行・四大のマッピングは固定ではありません。システム設定とプログラミングですから変数であり、可変です。一般的な風水が普遍的かつ絶対ではありません。
総括すると、バイアスというのは(結界魔術の内容によっては)人間の個性そのものです。後述しますが、このバイアス、つまり傾向・角度がアストラル魔術による人格・個性の創造です。マインド技術における遺伝工学の一端が、この結界魔術による角度調整です。
前述の「左折であれば、右しか見ない」という現象もそうなのですが、平面を四方の風で定義すると、その枠内でモノゴトを認識するようになります。左右を確認すれば良いので、右だけ見ておけばOKという感じです。
いわゆる「四方の国中」でモノゴトを認識するようになり、四方の国中という仮想宇宙が世界のすべてだと思い込むようになります。大祓祝詞では、四方の国中(仮想宇宙)を定義して設置したようなニュアンスの内容が記録されており、森羅万象でないことはハッキリ明記されています。
これが結界魔術の本質であり、マインドを物質として扱える理由です。
ここからが重要で、善悪のバイアスを外して考えていただきたいのですが、私たちの人間装置とそれを実装するために用意された魂というオブジェクトは、結界魔術によって生み出されたサービスプロダクトです。
方角と五行のマッピングは、魔術や錬金術の伝統でいう、四大元素のマッピングと第五元素というプラットフォームです。このマインドのプログラムで構築された仮想宇宙そのものが、多様で複雑な結界魔術のサービスプロダクトであるということです。
このように複数の観点から単純化された結界魔術を分析すると、狭い結界内で省エネモード・自動操縦で生きることは、人間本来の性能や個人の才能を殺すリスクが非常に高いことが判ります。
人格を構成する魔術的な角度
ここからは天体魔術(アストラル魔術)における、角度による人格・個性の設定を検討します。
このアイディアは書籍「ヴォイニッチ手稿の秘密」からヒントを得て、ジックリ検証し、さらに魔術・錬金術・情報技術の研究と統合してみた結果、現状維持の文明と仮想宇宙という文脈で、確度の高い情報であるという結論に至りました。
この図は、おなじみのカバラ生命の木(セフィロト)をマインドのフレームワークとして捉え、天体魔術のテンプレート結界として設置するイメージで作成しています。凡例は次のとおりです。
- Entity Object = 魂・ソウル
- Astral Magick = 天体魔術
- Object Instance = 人間装置
補足すると、真のあなたである「実体(Entity)」が全体意識の一部です。その実体を参照しているのが「実体の目的化(Entity Object)」であり、魂です。その実体を参照しているオブジェクトが転生という名の実装を通して具現化するので、人間装置は「目的化のための現象例(Object Instance)」と定義されます。
この前提を共有した上で、セフィロトを「人格に関係のあるマインドのフレームワーク」として捉え直してみてください。このリフレームにより、天体魔術の内容が視えてきます。
- Kether = 魂のインターフェイス
- Malkuth = 人間装置のエンドポイント
- Tiphereth = 情報操作・制御ロジック
このように、魂というオブジェクトと人間装置というデバイスを統合・連携するマインド構造が、人間の転生システムには含まれています。このシステムがテンプレートに角度・傾向をつけ、個別化を行うわけです。
さらに別のアナロジーを加えます。この理解を前提に、仮想化技術における仮想マシンのテンプレートとインスタンスの関係を統合します。要は「魂と人間装置の関係」を類推するわけです。
クラウド上の仮想マシン、もしくは仮想サーバーは、理論上のコンピューターです。物理的なコンピューターの上に、非物理的な複数のコンピューターを立ち上げる技術です。まさに結界魔術です。
そのとき、仮想マシンを立ち上げるために必要なのが「仮想マシンのテンプレート(イメージ)」です。
例えば、データベースサーバー用のイメージというのがテンプレート化されていて、そのイメージからインスタンスと呼ばれる、タスクをこなす仮想マシンを起動します。その起動された仮想マシンに(誕生時に)個別の設定を加えるのが個性化であり、人格の骨子を形成します。
これと同じ作業を行うのが天体魔術ということです。マインドシステムの場合、このテンプレートは文字通り人間・種族共通のものであり、その汎用イメージに調整を加えることで違いを生み出します。ただし、テンプレートは単一ではなく、仮想マシンのイメージがたくさんあるように、バラエティに富んでいます。
表現に多少の問題はありますが、要は「汎用イメージにバイアスをかけると人格・個性が生まれる」のです。
とはいえ、五行の平面的な結界魔術では人格を理解すらできないように、天体魔術による人格の設定も、実際はもっと立体であり、多面的であり、複雑です。お使いのラップトップの設定が複雑で平面的に捉えられないように、人格創造における天体魔術というのは予想以上に複雑です。
マインドを複雑系として再認識
ここまで2つの結界魔術をサンプルに、人格という身近で具体的な内容を検証しました。
技術的なことは置いておいても、私たちがいかに「狭い演算領域しか持たず、省エネモードで生きてきたか」ハッキリしたと思います。これまでの時代は、この気づきを妨害するためにあらゆる工作が行われてきました。しかし、すでに仮想宇宙も人間意識も拡大と透明化の方向に向かっています。
ここから先は、情報密度を高め、視野を広げ、今までの10倍程度は同時に演算処理を行う必要があります。私たちが実装する人間装置には、それくらいの演算領域とスペックが備わっています。活性化すると、魔術が使えるようになるのはしごく当然なことです。
そのためには、世界を単純系で認識するのをやめ、宇宙を複雑なマインドシステムとして再認識し、その複雑なマインド宇宙を物質を扱ってきたように制御・操作・加工していくことが必要です。魔術というのは「人類がまだ知らない科学」ですから、この論点は説得力があります。
マインドを複雑系として再認識して操作するためには、システム構造を把握するのが手っ取り早いです。これまで人類の歴史では、魔術師や錬金術師が研究に研究を重ね、選ばれた人々だけに伝承してきましたが、これからはオープンソース化され、誰でも研究できる時代になります。
その開かれた時代を、マインド技術研究所もサポートしたいと考えています。
人類がこれから取り組む重要課題
このセクションでは、宇宙や文明という秘匿されてきた技術仕様を概念図で公開し、課題解決に役立てます。
これから人類が取り組む重要課題は「文明刷新、社会システム再構築」です。この一大事業を成し遂げるためには、現状維持の文明とそれを支える仮想宇宙の構成を理解する必要があります。その構成と技術の一部が、これまで魔術・錬金術として伝承されてきたものです。
魔術と錬金術は似て非なるものです。よって、魔術的なシステム理解と錬金術的なシステム理解を統合すれば理解が深まるという意図のもと、詳細に仮想宇宙と人間装置に係るマインドシステムを分析していきます。
魔術的な人間装置のシステム構成
先ほど触れた天体魔術にヘルメス思想や情報技術の概念を統合したものが、このシステム図です。
意識・魂・人間装置の関係性はすでに述べたとおりです。結界魔術にはいくつかの種類があり、それは論理的な境界を設けるソフトウェア、ミドルウェア、ハードウェア的なものから、電磁環境のバランスを調整するドメイン操作まで多岐に渡ります。この前提を共有した上で、要点をまとめます。
要点をさらに解説していきます。個々の要素は省略し、要点に係る重要な内容のみ展開します。
文明基盤は大きく分けて3系統(OS)
魔術的なシステム理解の最重要項目が、この複数あるオペレーティング・システム(OS)です。この定義は書籍「ヴォイニッチ手稿の秘密」とは解釈や構成が少し異なります。
- OS1はオブジェクトの転生系
- OS2は人格と人間装置の統合系
- OS3は人格と人間装置の設定系
一般的に、OSはソフトとハードの操作系ですから、ミドルウェアも含めた3種類の操作系が存在することが判ります。その操作系には各種プログラムやアプリケーションが接続され、ネットワーク通信も行われ、情報エネルギーのルーティングや解析も行われています。
オブジェクトとデバイスの制御を2つのOSが担当しています。情報密度がある程度まで低下すると、天体魔術が制御の中心となるイメージです。その意味でもOSという表現は適していて、ソフトとハード(とミドル)のリソースを調整しています。調整が傾向・角度となり、その複合的な方向性が人格・才能となって現れます。
このことから「肉体 = ハード」という認識は間違っていることが判ります。
ここが重要なのですが、良くも悪くも、この複合システムにより、私たちの思考様式・行動規範が定められてきました。良い意味では今回検討しているような科学・技術に貢献してきました。悪い意味では支配と操作による詐欺システムとして稼働してきた経緯があります。
人間装置はマイクロサービスの集合体
この結界魔術は、マインド技術におけるハードウェア開発に興味のある人にとって最重要項目です。魔術の伝統や書籍「ヴォイニッチ手稿の秘密」を技術的に翻訳すると、次のようになります。
- プラットフォーム(流体)
- デバイス(筐体)
- マイクロサービス(モジュール)
詳しくは「錬金術的な人間装置のシステム構成」で解説しますが、流体とは哲学者の水銀です。この水銀は文字通り流体であり、情報エネルギーであり、マインド技術の真髄でもあります。このプラットフォームこそ、第五元素に関係ある素材で「すべてを含むため無、もしくは混沌と認識される」類のものです。
注記:古代神話でアヌンナキのエンキ、イアが真水の神と定義されているのは、おそらく流体が理由です。天孫族・神道に置き換えるのであれば、海神ヤーが水神・地神として祀られる理由です。天孫族にとって海神が祖神で日神を優先する理由は、天孫族の名が示す通り、天神アヌの孫である日神マルドゥクの系譜であると思われます。このことから、少なくともシュメルとバビロニアの2系統が日本に来ていると推察します。
デバイスは個体というドメイン、アクターであり、まさに結界魔術です。モジュールと流体を使って開発し、筐体に収めつつ、ネットワーク連動する。ゆえに多次元(多密度)なシステムであり、私たちの科学や哲学が考えてきたような単純系ではありません。
マイクロサービスは人間装置を構成する様々な機能をモジュール提供しているということです。マイクロサービスがモジュール統合された状態が人間装置ですから、文字通り「結界魔術の芸術」といえるでしょう。
魔術的にマイクロサービスは鉱物界・植物界の産物ですが「ヴォイニッチ手稿の秘密」では情報密度の高い領域で創造・加工・設定された植物とされています。どちらも本質は同じです。設置型術式を常時稼働させるという課題の解決においては、鉱物より植物が適していると考えます。
製造業でも情報技術でも、モノリス系をマイクロサービス化した経験、もしくはモジュールを組み合わせてモノリス系を開発されている人々は、この内容に親しみを覚えるとともに、マインド時代の「ものづくり」に希望と情熱が湧いてくるはずです。
遺伝と進化における上昇も結界魔術
遺伝における負の遺産が「エリート主義と媒介ルール」であるように、進化における負の遺産が「アセンション教義」です。詳細は後述しますが、システム構造は次のようになっています。
- 神という頂点が遺伝の最上位
- 人という中間が頂点を目指す
- 人間となる前の環境が最下位
前述した支配術式とは主にこの概念プログラムを指しています。神とは古代の神々(the ancient deities)であり、端的にはアヌンナキやシリウス人を指します。一部の種族は、龍蛇がこの位置かもしれません。
この支配術式を解体するにあたり、歴史的背景の情報構造を透視してみました。デザイナーとしての種族・立場からすれば、次のような構造になっているようです。
直線時間で進化に数千年は余裕でかかる状況で、遺伝工学を駆使した創造により、人間装置とシステムが創造された。原始環境という最低レベルの状態から、高度な文明により惑星レベルで進化の促進が行われた。
この情報構造の透視は情報版サイコメトリーのようなもので、信憑性に問題がありますが、構造理解の助けにはなると思います。善悪バイアスを外して確認すると、説得力のある情報構造だと思います。
この構造・結界魔術を悪用したのが、エリート主義やアセンション教義です。上昇・下降というプログラミングを遺伝や進化とマッピングしたため、歪曲や詐欺として機能してきました。
四大元素は結界魔術におけるデータ型
四大元素を現代風に説明すると、データ型です。
データを情報エネルギーとして捉えるとシックリくると思います。情報とエネルギーは不可分というより同じものですから、性質調整により、結界魔術の一部として使うことが可能になります。
この技術仕様は仮想宇宙と人間装置に限らず、ホログラム宇宙を構成するあらゆるモノゴトに共通するとマインド技術研究所では考えています。
データ型とは、例えば「文字列、数字、日付」などです。データベース設計でもプログラミングでもそうですが、データ型によって情報制御が容易になります。すべてのデータ型が同じだと、操作コストがかかりすぎてシステム開発に向きません。
相生・相克も、使い方を間違えると大問題になる「流転」という仕様があるとはいえ、この型と制御によって多様性を実現できることに間違いはありません。
データ型以外では、マシン語のような原始的な開発言語という理解も可能です。マインド技術では、意識ある存在によって操作されることが多いです。ゆえに四方の風など、方角マッピングが一般的です。
第五元素は仮想宇宙を分離する結界魔術
図では元素魔術として分類されている「Coelum」が第五元素であり、仮想宇宙と人間装置における「天のプラットフォーム」です。それを支える背後のシステムが、エーテル界とされてきた天使の領域です。
詳しくは錬金術的なシステム構成で解説しますが、Coelumとはラテン語のHeavenであり、あくまで仮想宇宙における天界を指しています。情報密度的な解釈では、高密度ということになります。
古代の魔術師や錬金術師は、自分たちが生きている宇宙の外に別世界があると知っていました。いまだに気づいていない人々のほうが多いことからも、この情報は秘匿されてきたことが判ります。
第五元素は古代神話でいう「天を持ち去った技術」に関係があるとマインド技術研究所では考えています。
錬金術的な人間装置のシステム構成
魔術的なシステム構成を把握してきましたので、よりテクノロジーに特化した錬金術としてシステム図をリフレームし、術式解析を行います。結界魔術による操作により、完成したシステムがこの図です。
今回も真のあなたである「Entity(実体)」は理の外に存在します。正確には理の内外に浸透しています。ゆえにシステムのルールに縛られることはありません。
今回は、システムの「プロトコルスタック」を要点とし、内容を展開します。プロトコルスタックとは階層型のコミュニーケーションシステムです。階層型という問題を意識しながら、共に術式解析してください。
デザイナーというシステム外の要素
遺伝系とは可視のDNAだけではないことは、ここまで検討してきた通りです。そして、私たちが実装している人間装置とそのシステムは「デザイナーとしての地球外知性体の遺伝的なマインド」をコアにしています。
ヘルメス錬金術でいう「Deus Iehova」とは、単なる聖書の神ではありません。この遺伝的コアの領域はアヌンナキのテクノロジーだけでなく、ネットワークシステムとしてのマインドを継承しています。
すべての種族にとってこの遺伝的コアが支配的なわけではありませんが、これだけ混血が進んでいますから、多かれ少なかれ、ネットワークシステムの影響を受けているはずです。
今まで神道や仏教などを信仰し、西洋的な一神教を否定してきた人もいるでしょう。しかし、前述のように参照しているコアは同じです。アヌンナキという種族のマインドシステムです。思想体系によって制御・操作しつつ、衝突するように仕向ける。それを時空を超えて可能にするのが、この遺伝ネットワークです。
そのネットワーク信号に惑星オペレーションを展開する部隊がセットになれば、強い支配力を持つことはいうまでもありません。これからの時代、この遺伝的コアの扱いが非常に重要になります。ただし、このネットワークが悪であるということではありません。テクノロジーは中立ですが、システムのゴールやルールという高度なレバレッジポイントに問題があります。
わかりやすいのが、スマホやアプリの「テレメトリー」です。デザイナーはユーザーの利用状況を追跡・監視し、アプリをアップデートしたり、一部をネットワーク制御します。昨今、ビッグテックをはじめとする企業がこの領域において問題を起こし続けています。同じことが歴史を通じて行われてきました。
善悪バイアスで省エネモードかつ自動操縦で生きていては、このコアシステムに取り組むことは困難です。もっといえば、気づくことすら不可能です。
クラウドという天の封印(天井)
古代神話に「天を持ち去る」という表現があります。これを技術的に解釈すると、本来の宇宙から仮想宇宙を分離・孤立させた、ということになります。そのためのテクノロジーがこの天国という封印です。
- 仮想サーバー
- オブジェクトの設定
- オブジェクト格納庫
ラテン語の「Coelum」とは天国のことです。仮想宇宙における偽の天界をつくり、死後も仮想宇宙に囚われるようにしたのが、天を持ち去った技術である。マインド技術研究所は、そう理解しています。
この封印術式を有効にするため、古代の神々は「天界の遺伝マインド」というサービスをつくりだしました。それを構成するのが、この領域に設置された仮想サーバーです。ヘルメス錬金術の伝承では、天界に水銀が含まれていることを示唆する記述があります。それはこのクラウド環境に関係があります。
このクラウド領域に、魂として認識されている「Entity Object」つまりオブジェクトの管理機能が備わっています。ここでオブジェクトに転生術式を組み込んだり、メンテナンスを行なっている領域があります。
階層性のシステム構造という観点では、このクラウドが仮想宇宙の最上位です。これ以上先に行けないよう、ゲートキーパーが配置され、魂やソウルは不変であるという刷り込みを行い、天国の概念をプログラミングしたわけです。この遺伝的な洗脳により、人類は仮想宇宙に囚われ続けてきました。
本来、クラウドというのはデザイナーや開発者が存在します。彼らがクラウドコンピューティングに従事する領域をスピリチュアル産業では「エーテル界」と呼び、そこに居る存在たちを高次元存在として崇めてきました。それがどれだけ奇妙なことか、術式解析をしているあなたであればお気づきになるはずです。
この領域にある転生術式と関連システムをどう扱うかも、今後の文明を大きく左右する問題です。新しい時代、最高の文明が一大事業である理由が見えてきたと思います。
ハード、ミドル、ソフトとデバイス
この領域は、人間装置(デバイス)に密接な関係があるため、ハードウェア開発が得意な人には重要です。単純化するならば、四大元素の3つ(地・空・水)を中心に構成されていると解析できます。
- ハードはオブジェクトとデバイスに関連
- ミドルはマイクロサービスと通信に関連
- ソフトはシステム制御とアプリに関連
コンサル業界であればMECE(Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)という、漏れなくダブりなくという分析をご存知だと思いますが、真実を理解する上では障害でしかありません。
四大元素もハード・ミドル・ソフトという結界魔術も、単なる便宜上の区分であり、真実の記述ではありません。真の世界はすべてが複雑に入り組んでおり、暴力的に単純化することはできないのです。
ハード(地、Terra)は硫黄を含みます。パラケルスス風にいうと、硫黄はソウルであり、ソウルはまるで地に混ざっているかのように統合されています。ソフト(水、Aqua)には塩が溶け込んでいます。塩は肉体であり、肉体は個別分離した要素でないことを暗示しています。
前述の通り「肉体 = ハード」という認識は間違っていることが判ります。
特筆すべきはミドルウェアです。ミドルウェア(空、Aer)には植物が含まれており、この植物をベースにした膨大なマイクロサービスが人間装置に組み込まれていることは、魔術的なシステム分析で検討した通りです。
このような複雑ではあるが分離はしていないデバイスに、後述のインターフェイスや下位のレポジトリを統合することで、私たちはオブジェクトを通し、人間装置というデバイスを扱うことができているのです。
インターフェイスと巨大レポジトリ
トリガーやインターフェイスとなるのは、四大元素の火(Ignis)です。この構成要素がデバイスを含むマインドシステムに含まれているため、機動力が高まり、進化を促進します。同時に、階層性のシステムという特性上、厄介でもあります。
厄介な理由は、進化差別、種族差別、血統主義、思想衝突などです。それらをまとめて「エリート主義」と名づけました。要は原始的なモノゴトは悪で劣っているとプログラムされているので、上昇下降・優劣という思考様式・行動規範が支配的になってしまうのです。
ゆえに、スタックやドメインという結界魔術から「階層性」というバグを取り除く必要があります。
レポジトリは、クラウドの遺伝マインドとは別の、人間装置が共同利用するプログラムを保存する場所です。歴史を通じて人類が体験してきた想念パターンが保存されていることからも、混沌(Chaos)やロウアーセルフとして認識されてきました。階層性(superior vs. inferior)のバグを取り除けば、単なるレポジトリです。
多くの人が語る、願望実現に係る潜在意識のコントロールやワンネス意識は、この領域のことを指します。
インフラとしての原始的な環境
本来、惑星テラは悪ではありません。それはあなたが一番よく判っているはずです。
ですが、階層性というバグによって「進化における原始的なモノゴトは悪であり、忌避すべきサタンである」という刷り込みが行われてきました。ゆえに堕落であり、堕天として表現されるわけです。つまり上昇下降でいう下降(descension)であり、上昇(ascension)の対極です。
アセンション教義は宗教的ドグマをニューエイジ化(エンタメ化)したものであることに疑いの余地はありません。このような "原始的な" プログラムを廃棄できるよう、サポートを提供する存在たちはいまだにこの概念を共通辞書として使っているのです。私たちはそのことに気づく必要があります。
この領域は原始的であるがゆえに、主権と自由がない領域であるとされます。一部のチャネリング情報などで「一段下がった領域は神と悪魔しかいない激しい領域である」とされるのはこれが理由です。四大元素の火がこの地獄の領域と隣接しているのも不思議ではありません。
スマホの通知に振り回され、アプリに支配されている状態を連想すれば、この領域が主権も自由もない傀儡状態であることは想像に難くないはずです。サポートを提供する存在たちは「今、そのような状況ですよ、気づいてください」といってるのかもしれません。
仮想宇宙の理の外から文明を刷新
錬金術として術式解析することは、仮想宇宙をテクノロジーとして把握することと同意です。
テクノロジーですから、開発も操作も可能なわけです。自然がゆっくり数千年かけて行うことを、錬金術で(自然に逆らわず)促進することからも、テクノロジーをレバレッジとして活用できることがわかります。
伝統主義者たちは、錬金術を「卑金属を金に錬成する技術」であると表現します。より本質的な表現に直すと「鉛としてではなく、金として扱う技術」です。意識もマインドもそのようにできています。
劣っているものを優れたものにするという思想は、二元論や二極化という「極端に限定されたフレームワークを省エネモードで使っている」ことと同じです。この思想体系によって、そして詐欺的システムである階層性の仮想宇宙によって、肉体は悪で精神が善という謎の教義が生み出されました。エゴは悪で自分は存在しないという謎の思想と同じです。
この洞察レポートで詳細に検討してきたように、単純なフレームワークを省エネモードではなく、詳細に使う「活用」という対症療法と、仮想宇宙を俯瞰する「拡大」という根本治療を合わせることで、真のあなたである「Entity」が目覚めます。この古いシステムを変えていく一大事業に参加するために。
参考図書・特記事項
マインド宇宙、マインド物質を扱うにあたり、情報技術は非常に役立ちます。特にシステム分析、アーキテクチャ設計、データベースのモデリング、仮想化技術はとても強力なアナロジーになり得ます。
注意点がひとつ。ヴォイニッチ手稿の秘密はアトランティス人トートのチャネリング情報とされています。マインド技術研究所はチャネリング情報(を鵜呑みにすることに)とても警戒しています。理由は、チャネリング機能、つまり人間ブロードキャスティングという魔術の歴史とその内容です。
ヴォイニッチ手稿は、錬金術師であれば誰でも一部は見たことがあるでしょう。天体魔術やマイクロサービス開発の観点からも興味深い資料です。また、トートやヘルメスは魔術・錬金術と深い関わりがあるため、参考図書にしました。
しかし、システム構成図でも示したように、トートやヘルメスはアヌンナキと密接な関連があることはおそらく間違いではありません。すべてを鵜呑みにするのではなく、術式をテクノロジーとして注意深く検証することに意味があります。この検証プロセスも意識進化や情報密度の高まりに貢献する作業(天界の農業)です。