あなたの事業に役立つ、水を使った錬金術

洞察レポート - Posted by Mana Kaneuchi on 11 August 2024
地震の影響で水道水が濁ったことをキッカケに、水の情報エネルギーを体感することができました。その経験を錬金術的に昇華させ、あなたの「ものづくり」に役立つ洞察としてお届けします。

概要

あなたの事業を新時代の「ものづくり」環境に適合させるために必要なのが、自然界がどのような技術で構築され、動作しているかという理解です。古代から錬金術師たちが研究してきた「水」について洞察します。


前提と要約

水の波動やオーラを体感し、錬金術の水や水銀と比較する。可視・不可視で分ける固定観念を取払い、この世界が仮想宇宙の系としてどのように動作しているかを洞察します。

Why - なぜ水が重要なのか

水は流動的な貯蔵庫です。情報エネルギーを動的に扱う基盤という点で、それは心の技術が自然界に顕現しているとも表現可能です。新時代の「ものづくり」に水の研究は欠かせません。

What - どのような特徴があるのか

性質という点で2つあります。ひとつは流動性。もうひとつは情報の貯蔵庫です。あらゆる情報エネルギーを複製・保持・伝播するという点で、心の技術・遺伝系において重要な役割を果たします。

How - どうすれば確認できるのか

自然の書を徹底的に読むという、錬金術の伝統が役立ちます。水に関係のある自然系を観察し、可視・不可視の境界を取り払うと、自然環境が情報エネルギーの基盤として再認識されます。


地震が教える水の波動

このセクションでは、水の波動・バイブスついて解説します。

水のバイブス

8月8日の4時44分に大きな地震がありました。あなたもニュースで確認されたかもしれませんが、震度6弱、マグニチュード7.1というかなり大きなものでした。いわゆる南海トラフ地震です。

マインド技研は現在、鹿児島県の霧島市を拠点にしており、そこでもかなりの揺れを感じました。部屋の中で普通に立っていられず、腰を低くしてバランスをとっていました。

地震の次の日、バスタブにお湯を入れたら水が濁っており、市役所のWebサイトでも給水場所を設置した旨、通知がありました。そして今朝、さすがに濁った水でコーヒーを淹れるわけにもいかず、起床時とワークアウト時に飲んでいる鉱泉水を沸かすことにしました。

結論、鉱泉水(中硬水)で淹れたコーヒーはいつもより数倍おいしく、今までのコーヒーは何だったんだというくらい、質において違いがありました。

このとき、不思議な体験をしました。

鍋でお湯を沸かして、蓋を開けたときの「水のオーラ」がいつもと異なっていたんです。水道水のそれとは質的に全く異なる、クリアで角の取れた明るい雰囲気を醸し出していることに気づきました。逆浸透水のオーラと味も、鉱泉水には及びませんでした。

筆者はオーラを見ることはできませんが、感じることは得意です。ですが、熱湯でオーラの質を感じるとは思ってもみませんでした。バイブスが違うと味も違うという、貴重な体験でした。

また、コーヒーの味に満足いかないとき、豆を変えたりブレンドするのではなく、水を変えてみる。問題の表層に働きかけるのではなく、構成要素を見直すという基本に立ち返ることもできました。


自然界の水と四大元素の水

このセクションでは、そもそも水とは何かを錬金術的に考察します。

不可視の水

最近、あちこちで水の研究や情報が注目されるようになってきました。水の研究自体は新しいものではありませんが、その本質に(人類の集合的な心が)気づき始めたのは、最近のように感じます。

筆者が飲み水を意識し始めたのは2012年くらいです。当時は東京に住んでいて、富士山の天然水を定期購入していました。その後、海外にしばらく住んでいて、2015年に一時帰国し、以降は錬金術の一環として水に着目してきました。錬金術における水は、生命力・精神力・素材のような位置づけです。

書籍「ヴォイニッチ手稿の秘密」の32ページ、項目「背骨のエネルギーライン」にも、人間装置が四大元素の水エネルギーを必要とすることが次のように書かれています。

この根は、エネルギーラインを機能させるために、莫大な「水」のエネルギーを必要とする。四大元素の「水」だ。実際に仙骨は、体内の「水」のエネルギーが枯渇すると、肉体にとって必要なエネルギーが入りにくくなる。そうなると老化が始まる。

以前、シンクロニシティに関する洞察レポートで次のように書いたのは、主にこの四大元素の水を取り込み、充実させ、循環させる心の技術に関係があったためです。それは液体と気体の両方です。

表面的な理由は、筆者が実体験を通して「老化を遅らせる術は存在する」ことを経験していたからでした。それは錬金術、練丹術、気功のような方法です。のんびりゆっくり静かに過ごすことで、精神と肉体のエネルギーを高め、マインド(心)を充実させ、副産物として老化を遅らせるというものです。

実は、仙術・練丹術・錬金術はほぼ同じで、情報エネルギーの操作と変換という「心の技術」を説いたものです。現代風に直すと「情報エネルギーの変換・操作」もしくは「心のリフレーム」技術なのです。

それは情報技術的に記述すると、量子オブジェクト(個体)のプロパティ(属性や状態)を変えることで、より大きなオブジェクト(事象)の性質を変えるというホログラム仕様です。

情報エネルギーにおける、その属性や状態の基本属性が四大元素であり、情報エネルギーにおいてのデータ型とその値のような役割を果たします。

この属性や状態を変容させるために、錬金術師はあらゆる帯域の音や振動を活用します。働きかけるのは心であり、星々の力であり、人間装置におけるエゴシステムの動力源であり、それは情報エネルギーです。水のように変容し、情報密度を下げることで物質化という認識をつくりだします。

それゆえに、賢者の石は触媒であり、浄化されたアストラル体であると伝承されてきたのです。そして、その歴史的背景と技術的観点から、私たちは既知の概念を超えた領域、意識と真源に対してその技術を使うことを推奨しています。


水は巨大通信網であり、貯蔵庫

このセクションでは、自然界の水について意外な角度から洞察します。

水という貯蔵庫

四大元素の水と、自然界に存在する水は別物なのでしょうか?

筆者の見解は「まったく同じではないが、別物でもない」です。一見、適当で矛盾しているように思えますが、数学的な枠である「=」を外せば、それは矛盾でも何でもありません。

心の技術において、性質が同じであるということは、同じ領域・定義があるということです。形の錬金術として、共鳴するモジュール(部品)があるということです。ただし、性質が同じ部分があるというだけで、2つの結界魔術は等しいわけではありません。

自然界の水に係る研究や争いが顕在化しているのは、共鳴・共通する理由が原因と考えます。

それは心の技術における遺伝系に関係があり、遺伝系は文明基盤に密接な関係があります。マインド技研は文明基盤を「思考様式・行動規範」と定義していますが、それは遺伝系であり、コンウェイの法則から考えても納得のいくものです。

この点において、自然界の水は文明基盤の情報を保持・流通させるストレージでありストリームです。つまり動的な保管庫なのです。河川はデータ通信における光ケーブルと同じ役割を担っています。

書籍「ヴォイニッチ手稿の秘密」の273ページ、項目「水と植物の関係づくり」にはこう書かれています。

また、植物は外界の波動、つまりプラス、マイナス関係なく人間の発する感情や欲求から発された波動をキャッチする。雨などから植物が得る水分に、それらの波動は転写される。その転写された水が大地や大気を覆い、地球の波動にも、そこに住む全ての生き物にも影響を与える。この転写システムをこの植物が創っている。

夜空に浮かぶ巨大な暗雲に、人間の負の感情を感じたことはないでしょうか?

先ほど、筆者はオーラは見えないが、感じるのは得意と書きました。昔から、植物・雲・空間のオーラには敏感で、攻撃的で破壊的なオーラには特に警戒心が強いです。よって、多くの人がパワスポと喜んでいる場所に入れなかったり、自然豊かで美しい山林に潜む重苦しい雰囲気を警戒してしまうのです。

これは、端的にいえば四大元素の水、そして自然界の水に関係があります。

よく、神社に「何かいる」という人がいます。筆者の感覚では、必ずしも死者や邪霊ではなく、私たちが無責任に放出してきた情報エネルギーを環境が蓄積している場合も多々あります。むしろ、神社の特性からして、そのほうが多いとすら感じます。それを総称して邪気と呼ぶのかもしれません。

このように考えていくと、可視・不可視でモノゴトを分ける手法が役に立たなくなってきたことが解ります。リアルからデジタルに移行してきた「ものづくり」は次の段階に進む時が来たのです。


錬金術における水と水銀

このセクションでは、水を深めるにあたり、錬金術の「水銀」を取り上げます。

錬金術と水

水銀と水は異なるものですが、同じ性質を備えています。それは流動性であり、混沌です。水星がトリックスターであるというのは、この概念的性質からきています。ここでいう水銀は心の技術における素材、つまりプログラムの海です。専門的には「遺伝マインド」が一番近い定義です。

技術的にいうと、この水銀は人類の体験を蓄積した巨大倉庫のようなものです。その中に想念パターンというコードが大量に格納されているイメージです。心の技術におけるGitHubやGitLabといえるでしょう。

アクセスしやすいレポジトリ(コード格納場所)が人によって異なるのは、血族や地域によって傾向があるからです。ある意味それはプログラムされたバイアス、システム環境設定です。要は遺伝系です。

以前、CitrixのXenServerという仮想化技術を研究していたとき、面白い概念に出会いました。リソースプールという概念で、複数のハイパーバイザー(仮想マシンのホスト役)をグループ化して、まるでプール、つまり情報エネルギーにおける海のように扱うことができます。

このGitHubとリソースプールを合わせたような心の技術が水銀です。水銀それ自体は集合意識ではありませんが、集合意識が実装している心の基盤(プラットフォーム)が水銀で表される遺伝マインドです。

この水銀である遺伝マインドを、魔術師や魔女は便宜上ロウアーセルフとして定義してきました。ロウアーセルフがあるということは、ハイアーセルフという概念もあります。地の基盤と天の基盤です。

水銀はエーテルでもあり、アストラルでもある。よって、ニューエイジ式スピリチュアル産業スタイルで、何でもエーテルやアストラルという枠で判断すると解けないのです。既知を超え、新しい技術を活用すべき理由はこの「不要な情報エネルギー」の破棄・変容に関係があります。

すべて心の技術の枠組・結界魔術であり、主に監獄次元・仮想宇宙・階層社会・幻想系・心の檻に係る技術仕様です。一部の地球外文明が幻想用語を使って人類を支援しているのは、真実の世界への橋渡しが理由です。

同じことは「ものづくり」世界にも当てはまります。先駆者としてマインド時代の「ものづくり」へ移行を開始した人々が、他者や後世のために橋をかける必要があるのです。それが2030年をメドにした、新しい文明のプロトタイプ検証へとつながっていきます。

この洞察レポートをお読みのあなたはまだ、心の技術がどのように現在の経営課題に役立つか見えてこないかもしれません。それが今回、自然界の水と錬金術の水を統合した理由です。ソフトとハードの統合と見なすことも可能ですが、それらをひとつの系として捉え直すほうが、はるかに有効に働きます。

ソフトやハード、心と物質、神と人という絶対・固定の境界を取り払うと、新しい「ものづくり」環境が姿を表します。それは既存事業の拡張版であり、そのまま活かせる部分とそうでない部分があります。統合・創発を妨害する「固定観念」に立脚した要素は、変容するか破棄しなければなりません。

ひとついえることは「ものづくり」に従事してこられた実績と経験は、これから100年大いに役立つということです。素材が変わっても、経験や能力は相対的に活用できるからです。水と情報エネルギーの関係のように、惑星文明は心の技術と遺伝において有機的な系を制御する方向に進化していきます。

ぜひ、あなたの事業を水の研究や心の技術で進化させ、後世に「銀河文明の橋」をかけていただければと思います!