未来技術を既存事業に導入する
経営者や事業責任者で、心の技術に共鳴し、既存事業への導入を検討されている場合、議題とともに面会を予約いただけます。
概要
心の技術で無から有を想像することを考えると、新時代の「ものづくり」先駆者たちに求められる要件が見えてくる。それは「道具の自作」だ。設計から製造まで、一連の工程を自分で経験することが重要。デジタルはそのための素材となり、準備期間に役立つ。
道具は自分でつくる時代に
心の技術で文明基盤を刷新し、仮想宇宙を改善していく。これまで神の領域とされてきたこの大事業。このまったく新しい領域に貴社の「ものづくり」事業を統合しつつ参入するとき、ある要点が浮かび上がる。
道具は自作する時代であり、商品は均一ではなく、徹底したカスタマイズが行われるということだ。
この時代の要請に、あなたはどう適応するのか。貴社はどう対応していくのか。これが長期投資における重要な検討事項である。コスト効果高く、リスクを減らしながら、先駆者としてどのように身銭を切るかが、経営者や事業責任者としてのあなたの腕の見せ所になる。
デジタル業界に入って20年以上が経過した。個人事業主として活動してきて累計14年くらい、それ以外に共同創業者として起業したり、クライアントの起業や新規事業を手伝ってきた。
企画から運用まで、デジタル事業におけるすべての工程を自分で行い、経験してわかったことがある。
これからの事業や「ものづくり」は、集積・統合・増幅を自分で行う必要がある。これは本質的な要点であり、これまで主張してきた、宇宙における創造要件と同じである。すなわち、仮想宇宙の管理をしていく人々は、この「ものづくり要件」に準じる形で事業を展開することが求められている。
しかも、破壊や無駄を最小限にとどめ、圧倒的に情報密度の高い帯域で作業する必要がある。決してスピスピした虚構のアセンション信仰で問題をエンタメ解決するわけではない。貴社の「ものづくり」が解決するのであり、地に足をつけるとはそういうことだ。
これらの前提を考慮するとき、リチャード・コッチが著作「UNREASONABLE SUCCESS 世界を変えた偉人から学ぶ凡人でも名を残す9つの成功法則」で語る、共用車と専用車の扱いが明確になる。正確には、専用車で共用道路を(新しいルールで)走るという理解になる。
共用車とは宇宙の仕様・時節・環境、つまり遺伝系や仮想宇宙であり、戦術の展開である。専用車とは「実装する戦略」が要点であり、心の技術で周囲の素材をどのように集め、統合し、望ましい増幅を設計するかである。端的にいえば、特異点の設計と実装が腕の見せ所になるわけだ。
このことが理由で、以前の洞察レポートで戦略プロトタイプを設計し、魔術とシステム思考を統合したフレームワークで説明した経緯がある。これも一種の自作であり、集積・統合・増幅の基本である。
画像生成ツールを自作する
本日、既存の道具を集積・統合・増幅する形で「画像生成ツール」を自作した。先ほどの工房で道具を自作している職人の画像は、この自作ツールで自動生成したものだ。指示書はたった1行だけ。
a craftsman making a shiny spherical object in his workshop, fantasy, science fiction, high detail
専門的にはプロンプトと呼ばれる生成AIへの指示だが、もちろんそれだけではない。5つ以上の既存ツールを集積・統合し、生成AIで作業を増幅している。このような作業をパッケージ化された高額SaaSで行わず、自分で組んでみることが推奨される。
簡単に説明すると、以下のような作業を(ツールという)特異点を集積・統合することで自動化している。APIと呼ばれるインターフェイスや自動化プラットフォームを利用することで実現できる。
- 指示書を生成AIに渡す部品
- 生成AIが画像を生成する部品
- 画像をフォルダに保存する部品
- それらをひとつに統合する部品
- 作業を細かく記録する部品(別の部品)
- 作業記録を集計する部品(別の部品)
これら6つの作業を人力かつ複数のツールを横断して実行するとなると、非常に面倒で、工程には無駄が生じる。断捨離してから自動化・部品化し、別の部品と相互作用する設計にしておくだけで、83%以上の作業が自動化される。あなたの作業は1/6に減らせるのに、多くを成せる(増幅できる)ということだ。
心の技術に置き換えるならば、部品開発が戦略で、自動化された増幅作業が戦術の展開というわけだ。
注記:この自動化プラットフォームはMake(旧Integromat)というツールで、このアフィリエイトリンクから登録し、クレジットカード登録すると、1ヶ月有料プランが無料で使える。約3,000円分の無料枠が手に入る。興味がある場合は試して欲しい。
さらに、生成AIが描いた画像をWeb用に加工する自動化も追加できる。そのままでは1.6MBくらいあるPNGファイルなので、以下のようなシェルスクリプトかクラウド自動化でリサイズすればOKだ。詳細は、マインド技研の公開レポジトリでオープンソース配布されているので参照いただきたい。
for img in *.png; do
magick "$img" -quality 60 "${img//.png/.jpeg}"
done
このような自動増幅していく宇宙創造を行うとき、断捨離・設計・試作などが非常に重要になる。この工程を破壊的に行なっているのが現状維持文明であり、別名ダクトテープ文明と直線文化で構築された覇権国家ルールなのである。常識に盲目的に従わない。その重要性がわかるはずだ。
このように、貴社のような「ものづくり」の達人たちが低コストで道具を自作していくと、素材が金属から電子データに変わっても、電子データがエーテルに変わっても、責任ある創造行為は変わらないという算段だ。
この内界と外界を等しくする、手触り感のある均衡調整こそ、古代から錬金術師たちが密かに行ってきた秘術なのだ。その要領を知って使うのと、ただ使うのでは、文字通り天地の差がある。
意識して扱う外部装置は、単なる自作ツールではなく、あらゆる帯域に影響を及ぼす宇宙創造の道具として機能を開始する。これが古代からずっと秘匿されてきた、心の技術という戦略級の極秘技術である。
あくまで要点は自律と自由
この考察では、古代から隠されてきた「戦略級の極秘技術」の習得をデジタル活用で行う要領について説明した。これは錬金術師が工房を選び、炉を自作することと同じであり、本質は変わらない。
要点は、自作と個別要件、集積・統合・増幅という工程、内界と外界を等しくする情報密度の均衡調整である。これらを小規模な戦略術式で実装し、大規模に自動増幅させる行為には大きな責任を伴う。
その責任ある創造行為、仮想宇宙の経営に参加するためには、やはり自己準備が成功要因だ。
これが、マインド技研がスピリチュアル産業に警報を鳴らし続け、貴社のような「ものづくり」の達人たちに呼びかけている最大の理由なのだ。精神世界のくだらない知識を詰め込んで暴れ回るより、型や仕組みの設計・実装・運用などを学習する方が、圧倒的に価値が高い。
総括すれば、要点は自律・自由である。自律できる人々が、責任ある宇宙経営を行い、集合的な自由と主権を達成する。達成するための器として仮想宇宙と文明基盤を刷新する。戦略実装する人々は裏方で、その戦略を自然に増幅する(利用する)戦術展開組が後発の人々である。
貴社は「ものづくり」を手掛けてきたという背景から、裏方だと考える。マインド技研もそうだ。開発や発明は増幅手前であるから、表の名誉や利益はない。増幅や異結合を行う後発組が革新者として歴史に名を残す。それが宇宙経営の本質であり、外宇宙であろうが、仮想宇宙であろうが、その本質は変わらない。
我慾ではなく公益のために裏方事業に専念できる職人たちが求められるのである。スピ産業で多次元世界に移行するとされるのが、この要件を満たす者たちである。利用可能になりつつある、エーテル的なクリスタルグリッドを活用し、装置を開発できる者たちともいえる。
岩戸を開き、他人のために開かれた世界を実装する者たちということであり、仮想宇宙の改善・管理・経営に参加していく大事業である。それは恣意的で考えなしに暴れ回る精神世界の暴徒ではなく、地に足のついた「ものづくり」技術を習得できる者たちでなければならない。それがマインド技研の見解だ。