心の技術が戦略級の極秘技術である理由

Mana K が 2024年12月04日 に投稿
戦略級の極秘技術を貴社事業に導入できるとしたら、あなたはどう感じるだろうか。あなたの目の前にそれはあるが、まだ気づいていない技術である。

未来技術を既存事業に導入する

経営者や事業責任者で、心の技術に共鳴し、既存事業への導入を検討されている場合、議題とともに面会を予約いただけます。

概要

心の技術は戦略級の極秘技術である。大袈裟でも誇大広告でもない。言霊が秘され、魔術が口伝され、錬金術が図案で示され、寺院に暗号化され、記号に情報・活力が込められてきたのはそれが理由だ。この考察では、その秘密をアシナガバチから引き出そうと思う。


アシナガバチから学ぶ心の技術

昨日の夕方、窓の外からスズメたちが部屋の中をメッチャ見ていたので、会話でもしようと窓を開けた。その隙にアシナガバチが入ってきて、筆者の頭に止まり、部屋の中に侵入。

幼少時に手指を刺されて大変なことになった経験を思い出し、ハチに出ていくよう勧めたが、頑なに動こうとしない。そこで「出て行きたくなったら知らせるように」とだけ伝えて、放置することにした。

宿泊したアシナガバチ

大きな蜘蛛、アシナガバチを含む昆虫たちは皆、ある程度の意思疎通が可能だ。今までは素直に部屋から出ていく個体が多かったのだが、今回は何か理由があるようで、部屋に留まりたがっていた。

結局、翌日の昼過ぎまで宿泊し、動きたくなってから窓に移動し、ウロウロし始めた。それまでは話しかけてもピクリともしないし、近くで作業していてもまったく気にしていないようだった。触覚の先端を壁につけ、休止モードの石化が12時間以上続いていた。

こうして無事、アシナガバチは1泊2日の素泊まり旅行を終え、颯爽と開かれた窓から出て行ったのであった。

人間は何でも「被害」と捉え、被害者モードで殺戮を行う。しかし、相手のペースを考慮して和合すれば、特に問題なく共存は可能だ。野生動物が人間の領域に侵入してくる時、そこに複数の宇宙的な兆しや通知が含まれている。それは社会的なものから個人的なものまで多様だ。

注記:ただし、就寝中に「プーン」という高音と共に吸血行為をする虫の場合、和合は非常に困難だ。

心の技術は、このような自然環境との相互作用においても確認できる。決してスピスピした非日常を追い求める空虚なエンタメ世界に存在しているわけでもなければ、アセンションという名の飛翔を通して到達できる幻想的な桃源郷にのみ存在しているわけでもない。

あなたの目の前で動作しているのだ。

これが、貴社の「ものづくり」事業を進化させることでAIを超え、最高の宇宙を創造できるとする理由だ。決して自然環境から分離した極端な思弁でもなければ、点と線だけの平面幾何学でもないということだ。


そこに居るだけで影響を及ぼす

今回のアシナガバチを例に、心の技術の本質を説明したい。

心の技術の本質とは 「適切な具象を適切に配置することで影響を及ぼす事象操作」 である。それを情報密度の操作によって行うので、密度・階調・解像度などが要点となるわけだ。

物事の配置で影響を与える

以前の研究ノートでは、心の技術の本質を次のように表現した。

心の技術の本質は、階調・帯域・密度・解像度の制御工学であり、事象・具象という心の部品(オブジェクト)の操作によって成立するというのが基礎情報です。

今回の場合、アシナガバチという特異点が創造され、部屋の中という仮想宇宙に設置されたと考えられる。これは思考実験でもあるので、常識に立脚して重箱の隅を匙で破壊しようとするのはやめ、いったんそのまま受け取ってもらいたい。

このハチという特異点の設置、異物の侵入は、心の技術について多くのことを教えてくれる。

まず、休止モードで石化していても、そこに居るだけで影響を及ぼす。筆者の痛みを伴う体験を長期記憶から引き出し、飛んで刺すという能力をチラつかせるだけで抑制力が働く。移動するたび目に入り、動かなくてもその場所に一定の注意力・活力を注ぐようになる。神社の鳥居や寺院の大門と同じだ。

これは特異点が結界として機能するともいえるし、装置が軍事抑止力として働くことを意味する。しかも、ある一定期間その状態が続くと、居なくなっても効果は継続する。ここがとんでもなく要点なのだ。

心に何かを仕組む、換言すれば仮想宇宙で何かを創造しつつ影響力を高める場合、これが実装の基本となる。

無意識と呼ばれる基盤が仮想宇宙(劣化版の宇宙意識)で、潜在意識と定義される帯域が遺伝系・幻想系で、顕在意識として認識されているのが自我系である。人間装置を実装すると、すべてが合わさり事象化するので、個別意識を「仮想宇宙に起動したオブジェクト・インスタンス」として技術説明できるのだ。

ゆえに、自然環境への実装や働きかけも、心の技術で行なっている。創造の技術といえよう。

いわれてみれば何のことはないと感じるだろうが、それでも意図的に使いこなせるかと問われれば「できない」というのが真実だろう。決して、量子力学的に自分で創造した事象だから消せるなどとはいえない。そこにはもっと複雑な構造や事象が絡み合っており、そんな単純な話ではないのである。


心の技術とは戦略級の極秘技術

もう一度本質を確認すると、心の技術とは「適切な具象を適切に配置することで影響を及ぼす」ことである。

謀略を生業にする人はピンときたはずだ。そう、高度な戦略技術なのである。決して「要はポジショニングでしょ?」などと要約して解ったつもりにならないで欲しい。

未来技術による戦略的な具象配備

ここで、戦略について明確化しておきたい。一言で戦略といっても、知識人やソートリーダーが「考える戦略」と、國體・魔術師・錬金術師・銀河文明が「実装する戦略」はまるで違うからだ。

コンサル風にいえば、ストラテジーのエッセンスとは、リソースアロケーションのアートであり、リソースをパーフェクトタイミングでオプティマルなロケーションにデプロイし、連動するタクティクスでミッションとオブジェクティブを達成することだ。さらにストラテジーの上位にパーパスが設定されるべきだ。

非常にわかりにくい。知性ではなく狂気を感じる。

戦略を端的に説明するならば、筆者はこう説明する。戦略とは、適切な資源を適切な時節・位置に配置することで望ましい成果を得ることだ。これが非線形の増幅を主とする帯域が戦略的な領域である理由だ。これは魔術的にも説明がつく。カバラで説明するならば、戦略が担当する帯域は「創造・形成の世界」である。

わかる人はわかると思うが、創造と形成の帯域を横断する戦略領域とは「美(ティファレト)」である。それはシステム思考でいう情報の構造と流れを「制御する」特異点であるから美を司る。その制御によって形成の世界で非線形の増幅が行われ、全体として数値化でき、手触り感のある王国として顕在するのだ。

ここから重要なことが解る。戦略とは単なるポジショニングでもポジネガのフィードバック・ループでもない。経営・戦略コンサルが書くループ図を見たことがあれば、全然違うことは一目瞭然である。

戦略がソフトとミドル、戦術がミドルとハードに分けられるとしたら、心の技術はソフトからミドルに働きかけることでハードを梃子の原理で大きく動かす技術であり、戦略実装で戦術展開を促す。

注記:ミドルは作戦術ともいえる。その場合、魔術的には天体活力の集積・増幅が作戦術の役割となる。

設計・試作・実装は行うが、個別戦術には関与しないことがほとんどだ。なぜなら、戦術は仮想宇宙・遺伝系の影響を(意図しない形で)受け、別の団体や個人が自主的に行うからである。換言すれば、発明が戦略で、革新が戦術なのである。表立った利益や名誉は戦術実行者に与えられる。

決して卓上理論やデータ分析による思弁ではないのだ。経済界の戦略とは次元が違う。この戦略と心の技術こそ、惑星環境に遺伝子を伝播した存在・種族たちが現在進行形で実行している内容の一部なのである。それを今ここでまとめることができたのは、偶然(という名の必然)だ。

アシナガバチの宿泊という事例研究で、本当はここまで考察できる。心の技術は掘っても掘っても底が見えない。宇宙や自然というのは未開拓の領域で満ちており、貴社の早期参入を待っているのである!