未来技術を既存事業に導入する
経営者や事業責任者で、心の技術に共鳴し、既存事業への導入を検討されている場合、議題とともに面会を予約いただけます。
概要
ジンクスとは何か。どのような「しくみ」で動作するのか。発動条件は何か。再現性との関係はどうなっているのか。科学的な検証を技術的な検証で代替し、考察を重ねると視える何かがある。
高確率で発動するジンクス
90%以上という高確率で発動するジンクスがある。ジンクスは呪いや悪運と関連づけられるが、それは捉えかた次第、使いかた次第である。発動すれば実験は成功、発動しなければラッキーくらいでちょうど良い。
さて、高確率で発動する(筆者の)ジンクスに「窓を掃除したくなると雨が降る」というものがある。これが本当に的中率100%に近く、4年間で外したのは、たったの1回である。
さっきまで晴れていたのに、窓を拭いたら雨が降ってきた。通り雨が一瞬だけドバーッときた。窓が綺麗になったら徐々に暗雲立ち込めて雨が降り出した。朝窓をキレイに掃除したら、昼に雨が降った。という具合に。
最近では、窓を掃除したくなったら突然雨が降ってくるというくらい精度が高まっている。もはや儀式や祝詞を必要としない、無詠唱魔術のようになってきてしまった。
今朝、窓の汚れが気になって、窓を掃除したくなった。直感がいう。どうせ雨が降るから意味ないぞと。その直感に逆らって窓を拭いたら、やはり雨が降ってきた。そして書いている今、止んでしまった。天気予報に至っては、これでもかというくらいリアルタイムで変更が入る。
今朝はやや曇りだったので、発動条件は整っていたといえる。通常は、晴れ突然雨となる。ここまで来れば、もはや高確率で発動するジンクスといって差し支えないだろう。
ジンクスの「しくみ」を調査する
検証したいのは、このジンクスはどういう「しくみ」で動いているかである。
マインド技研は心の技術を実用化することを目的とした研究開発事業だ。発動条件・技術仕様を把握しておくと「強引でない気候への干渉」という、均衡の取れた精神・物質文明における技術開発へとつながる。
- 気候や環境と自身の足並みが揃っている
- 鳥や猫のように雨を感知する機能が開発された
- 開発した能力が思わぬ形で作動している
- 思考や感情をキッカケに発動する妨害術式
- 別の意図で組まれた攻撃術式の副作用
少なくとも、上記5つくらいは仮説を立てられる。最初の3つはジンクスの皮を被った霊力・法力・野生の勘といったところか。後半2つは自分が原因ではない場合である。そう、本当の意味でのジンクスだ。
それぞれの仮説単体で原因となるのではなく、複合型である可能性が高い。
どちらにしても、心の技術に関係があるという点で、技術的な課題である。世間一般、特に密教・顕教・スピ産業で憧れの対象になっている超人とは違い、神秘・優劣・選民思想を採用しない点がとても重要だ。技術開発とは汎用化である。研究内容を一般公開・無償提供しているのも、それが理由だ。
次に情報を追加したい。現状ではジンクスに直結する正常系・代替系しか記述していないからだ。発動場所は自宅なので固定として、天候に関係のある事象や同時性(シンクロニシティ)について列挙してみる。
- 直線的な人工雲の量と有無
- 言霊「晴れよ」が発動した経験
- 時間帯を指定した「局所晴れ」魔術の発動条件
- 雲を介した不可視の存在との意思疎通と条件
- 建設的および破壊的な同時性の経験
- 言霊「なおれ」が機能した条件
- 前述のすべてが発動しなかった時の状況
- 他人が発動して自身は無効だった言霊や術式
- 自身にとって有効な魔術や言霊(再現性)
この辺りを検討材料に加えると良さそうだ。このように、大量の変数・正常系・代替系を追加すると、情報技術でいう「ロバストネスな分析」が可能になる。かつてICONIXプロセスという手法を学び、ドメインモデル、ロバストネス分析、ユースケース記述などを実務で使った経験が応用できる。
そう、いわゆる科学者や専門家でなくても、科学的な検証は技術的に行うことが可能だ。ちなみに心の技術における再現性は個と環境に依存する。筆者にとって有効な術式や言霊が、あなたにとっても有効で再現性があるとは限らない。直線・線形的な分析や検証は有効ではない、ということだ。
端的な理由は、自我系・遺伝系の偏り、霊力保持量と状態、技術に慣れているかどうかなどが含まれる。情報技術におけるプログラミングやアプリ開発と似ている。開発用の端末、使っているクラウドの設定、自身の知識・経験・健康状態・集中力・ロジックの捉え方によって違いが出るのと同じだ。
ちなみにこの考察ログでは、各種情報の検証は割愛する。それをここでやってしまうと、本になってしまう。
ジンクスの原因を深掘りする
自然との足並みが揃っている、動物的であるというのは事実だ。雨だけでなく、環境に異変がある時は、雀・鳩・カラスの鳴きかたがおかしい。
彼らとは普段から良好な関係を構築しているので、お互いそれなりに意思疎通ができる。カラスに至っては、洗濯物の取り込み警報や、街で会った時の声がけ・姿見せなども族レベルでやってくれる。
そういう意味では「自然との調和、動物的感覚の活性化」は必須条件といえる。魔術的に考えても、環境や術式と一体化することで現実に干渉するわけなので、これは非常にロジカルだ。
開発した能力が意図せず発動してしまっている、いわゆる「しくじり系」の可能性も多々ある。長年、錬金術の鍛錬を行なってきているので、ある程度の強度と純度を備えた情報エネルギーが環境に作用してしまっている可能性は否めない。ソーシャルメディアに投稿した内容の影響力が思ったより大きかった場合と似ている。
英語のフィクション記事でも書いたが、雲による意思疎通は2015年くらいから行ってきていた。うまくいくときといかない時があり、確率50%くらいではあるが、それが霊力・法力だとはまったく思わず、日常の中で使っていた。これは変に意識し始めると作動しないので、調和に関係することが最近判明した。
正直、言霊に関しては(多様な実験の結果)懐疑的なところも多い。その反面、心の技術としてみた場合、環境限定で作用する高級言語のように理解される。詳細は「一般的な質問への回答」にて記載した通りだ。
不可視の存在との勢力的な関係、遺伝系・幻想系との兼ね合いなどで変わってくる。これは魔術も同様で、自身の血族と霊統の位置づけと関係があるように思われる。均一・均質な条件ではないということである。
ただし、発動すると言霊は効果的である。このことは間違いない。条件次第ではあるが。一方、発動しない言霊は妨害術式・攻撃術式などと相反・相克する場合があり、筆者の場合それは自己実現に係るものだと判明した。この結果から、地下世界の管理組織と自身の関係性が徐々に解ってきたという点で貴重であった。
これらの研究内容を書籍化したのが「錬金術師の極秘ポータル」である。錬金術師の記録という形で残しており、このサイトからニュースレターを登録すると、自動でPDFのダウンロードリンクが送られてくる。
ジンクスに振り回されないために
発動すれば実験は成功で、発動しなければラッキーというのは技術的にも要点である。反転術式であり、相手が建設を破壊に差し替えたとして、その中に利点を見出すと中庸・中和の領域が姿を表す。雨のジンクスの場合、この反転術式を意識すると実験になるだけでなく、1日に4-5回虹を見ることもできたりする。
問題なのは自身の霊力・法力を制御できないという場合だ。意図しない非線形の出力が破壊的な同時性となって多発する時、それはもう黒魔術以外の何ものでもない。筆者にとっての8月は、毎年「地獄のしくじり月間」であり、中元節に霊的な攻撃が大量発生し、とても正常な日常生活を送れない。
霊力はあるのに制御装置が何らかの理由で正常に作動しない場合も同様である。しくじり系とはそのことで、技術仕様をある程度理解し、生命エネルギー(つまり霊力)を蓄積し、心の部品を適切に扱ってもうまくいかない場合、どうすればいいのか。
ひとつ確実にいえることがある。雨のジンクスは自然体であるということだ。どうせ降るだろうなという直感や逆の否定が出てくるが、特に結果に問題はないのだ。つまり、多少のノイズは結果を左右しないのである。これが鏡面の心で静まり返った状態でも発動しない言霊があることに関係していく。
要は「こうすれば、こうなる」という術式(メンタルモデル)が発動条件を満たした状態で発火すれば、それは成るということである。その時、周囲にそれなりの電磁ノイズが蔓延していても、それは成る。
ただし、度重なる実験の結果、人間関係や人工環境には作用しづらく、自然環境には作用しやすいという共通点が確認された。推測の域を出ないが、人間系はすでに誰かの強力な術式配下にあり、効きづらいのだ。自然環境に作用する術式や意思疎通は、自己実現に直接的な影響がないので通りやすい。
こうして実験を重ね、検証・反証を重ねていくと、今まで密教・顕教・スピ産業でいわれてきたことが再現性のないもの、もしくは一部の人間にだけ有効なものなど、おかしな点が多々浮き彫りになってくるのである。そこには管理存在たちの偏り・思惑・好み・計画という基盤レベル・魂レベルの術式が優先され、その後に各種術式が評価されていくような感覚がある。
このようなエリート主義、媒介ルール、勝手な進化管理の階層組織は解体される必要がある。それが、マインド技研が公開戦略に掲げている内容である。そのためにも技術の透明性は非常に重要なのである。
自分を準備して、術式を使う。これは心の技術で心の部品を統合・操作することである。FastAPIにSQLAlchemyなど、Pythonの各種モジュールをインポートし、APIを開発して使うことと同じである。このDIY精神とオープンソース運動が心の技術に必要で、その流れが新しい文明の基盤・中核になっていく。
ジンクスは魔術だ。魔術とはプログラム(術式)だ。プログラムとは心の部品を組み合わせた青写真だ。青写真とはロジックだ。ロジックとは霊妙な領域で組み上げられる代替現実だ。代替現実とは意識が心を通して心を操作することでなされる。心の部品をあらゆる道具と化し、その道具で加工・構築していく。
それは多次元霊体アセンショーン!しなくても、今ここから開始できる「ものづくり」である。
この技術仕様を検証する上で、あなたのオレオレ・ジンクスを検証し、必要あれば反転し、破壊的なら回避するのはどうだろうか。これは事業に適用されるとブレークスルーとなるはずだ。
たとえそれが、今はワークアラウンドであったとしても。