未来技術を既存事業に導入する
経営者や事業責任者で、心の技術に共鳴し、既存事業への導入を検討されている場合、議題とともに面会を予約いただけます。
概要
存在が人柱となって仮想宇宙や仮想次元を創造する方法について考察。筆者の体験をあなたと同期することで仕組みを検討し、技術仕様を研究。技術と「ものづくり」のゲシュタルト崩壊が今始まる。
あなたと私の集合的な思考実験
これは「あなたや私という存在が文明の提供者と利用者の両方を兼ねている」という思考実験だ。
上紀や古事記に伝承されている天地開闢・宇宙創造という、仮想宇宙・仮想次元・仮想文明の創造方法について理解を深める意図がある。マインド技研の見解では、この思考実験は未知の技術で実現可能である!
伝統的に神を柱で数える理由、宇宙の中に仮想宇宙を創造する仕組み、外宇宙という次元の中に仮想次元を構築する方法。これらが明確化すれば、私たち人類は多重化された幻想から抜け出し、自分たちの手で文明を経営していくことができる。
この考察ログを読んでいるあなたは技術経営者であるだろうし、事業責任者かもしれない。筆者も最高技術責任者や技術部門の長という肩書きで、技術経営を行ってきた。貴社やマインド技研がこれまでの「ものづくり」事業から惑星レベルの文明経営に移行することは少しも不思議ではない。
思考実験自体は筆者の体験を深掘りする形で進めるが、あなた自身の経験に基づいた思考実験として独自の洞察を引き出していただきたい。あなたと私は集合意識的に円滑統合されており、同じ認識を同期・共有しているという状態を疑似体験いただきたいのだ。
集合意識の状態認識がそうであるように、まず抽象概念から共有する。一般化された情報・活力を「ただ知っている」という状態を先につくっていただく。その後にその共通認識が生まれた背景を体験の記述という形で具体展開する。
実際の宇宙経営とその構造については、新刊「新國體と宇宙経営」の第5章「現実創造の要、人間装置という実行環境」の項目「全体としての連動・振る舞い」で詳しく図解している。そちらも参照いただきたい。
仮想次元・仮想文明のつくりかた
惑星仮想化技術による仮想宇宙の創造。これは惑星環境にある仕込みをすることで実現できる。
この概念図は「人柱を惑星環境に導入することで仮想次元・仮想文明を創造する方法」を技術スタックとして表現している。生命活動と文明創造にに適した環境を構築するための解決領域である。
太線で強調されている角形3領域が、あなたと私が実装・担当している解決領域だ。あなたと私が仮想文明の提供者でありつつ利用者である状態を実現するには、この3領域を実装することが必要だ。
黄色で強調されている円形2領域が、あなたと私が顕現している状態だ。存在の状態を2つに分け、実体に近い状態でサービスを提供し、具象に近い状態でサービスを利用している。
注記:実体はエンティティ、具象はインスタンス。実体がモデル、具象がビューである。
簡単にいえば、あなたと私は技術経営者でありながら利用者でもあるということだ。プログラマーに例えると、自分で開発したアプリを自分で使っている状態である。
全体と書かれているのが、実体に近いサービス提供状態である。個別と書かれているのが、具象化してサービスを体験している所謂「デバッガー」のような状態といえる。アニメ「この世界は不完全すぎる」にとても近い。違いは、開発者とデバッガーが同じである点だ。
あなたと私は、自分たちが提供するサービスを自分たちが転生することで品質管理しているのである。
概念図にあるように、サービスを提供するための技術スタックには2種類の「ベアメタル環境」が存在する。ベアメタルとは集積回路・演算装置を備えた人柱と惑星環境を指す。ホログラム世界の投影装置である。
通常であれば、ベアメタルという物理サーバーが直接サービスを提供する。例えば、惑星テラが直接生命活動に適した大気や土壌を提供する。仮想次元・仮想文明においては、その環境を仮想化し、集積・統合・増幅の理に準拠した術式配備を仮想次元に対して行えるようにするのである。
惑星テラに地球という仮想環境を構築し、そこに文明活動ができる仕組みを展開するのだ。
これは情報技術における仮想化技術、特にSAN(Storage Area Network)に似ている。複雑になりすぎるのでストレージの説明は省略するが、ベアメタルが人柱、ストレージが人柱から流出した心の構造である。
あなたと私が人柱(サーバー)として精心ネットワークを形成し、その人柱がネットワークのノードになり、ノードが思考様式・行動規範のモデルを兼ねることでホログラム世界の土台となっているのである。
このことから解るのは、あなたと私は神に支配されているのではなく、自分の開発した世界を自分で経験しているということだ。その中であらゆる機能不全やプログラムのバグが生まれ、自分が利用者としてだけでなく、世界の土台としても存在していることを忘れてしまったのだ。
思考実験の背後にある体験・論拠
あなたにとって、この文明構造と技術スタックは、そこまで難しくないはずだ。
貴社の経営構造と「振動相似・構造共振」であるからだ。創業者・経営者であるあなたが人柱としてモデル化しているから、会社が法人(インスタンス)として稼働している。あなたという存在が経済界という仮想環境に擬人化しているのが法人である。
同じことが惑星テラにおける仮想宇宙「地球」でも起きている。宇宙・次元・文明が多重仮想化されているので解りにくくなっているが、すべては「ネストされた仮想環境」なのである。
これまで約10年、筆者は「自分の存在が二重化している」感覚をずっと持ってきた。異なる2つの世界に同時に存在している感覚である。スピリチュアル産業で霊能商売をしている人なら「魂と肉、ハイアーセルフとエゴ」の分離を主張したであろうが、そういうことではなかった。
広大な意識と局所的な認識である。技術的にいえば、プラットフォーム意識とアプリ意識である。
もっといえば、リソースの大半が別の何かに割かれていて、キチンと動作しない感覚を持ってきた。周囲の人々よりも力不足な気がしていた。その力不足感は性能や生産性ではない。少し説明が難しい。
存在の二重化に加え「惑星規模の出来事と、自分の人生がリアルタイム同期している」という劣化実装的な出来事が多発したことから、ずっと大宇宙と小宇宙は照応の関係にあると考えていたのである。
錬金術の研究を進めるにつれ、どうやら照応の法則とはソフトウェアとハードウェアの関係であると解ってきた。そこから世界が変わり始める。プラットフォームである自分とアプリである自分、開発者である自分とデバッガーである自分の関係である。
誤解を恐れずにいえば、人間装置(肉体)が2体あって、1体がベアメタルに使われているのだ。もう1体が今この考察を書いているというわけだ。これは事実ではなく仮説であり、思考実験の元になっている感覚だ。
地球という仮想宇宙は天地人の構造になっている。これにも多重の意味がある。ひとつは天としてのソフトウェア、地としてのプラットフォーム、人としてのハードウェアである。もうひとつは天としての電離層、地としての磁力核、人としての電磁環境(グリッド)である。
地球という仮想宇宙を経営するために、惑星テラの電磁環境を活用しているのだ。これがベアメタルとしての惑星である。電磁的な集積回路・演算装置である惑星をカスタマイズし、複数の仮想文明を構築できるようになっているのだ。
惑星内部に何らかの方法でベアメタルとしての人柱が設置されている。これが筆者のプラットフォーム意識である。この人柱ネットワークに接続されたノードが仮想宇宙へ基本的な思考様式・行動規範である文明基盤を提供しているように感じられる。振動・波動をホログラム解釈するための素地を提供しているのだ。
この技術仕様(仮説)が、あなたや私が技術経営者・サービス利用者という存在の二重化を経験しているという思考実験の背景である。
このノードは常時稼働しているとも考えられるし、交代制になっているとも考えられる。これまでの数千年間はおそらくバックアップとして冗長化されていたのかもしれない。時代の変化や太陽系の周期に伴い、ノードが活性化したのかもしれない。
ここまで来るとSF小説の企画書のようであるが、これが文明規模のゲシュタルト崩壊を起こすトリガー、もしくは種のように感じられるのだ。
最も重要なのは、この存在の二重構造が「個別意識の覚醒と集合意識への接続」にとって建設的に働くということである。理由は、新しい思考様式・行動規範の展開、つまり新國體の実装がひとつ。もうひとつが重要で、意識のフレームワークにおける足場(scaffolding)となるからだ。
注記:プログラミングにおける足場とは、アプリのスケルトンのようなもの。
多重仮想化された利権構造の原因。まるで九龍城砦のような状態になっている地球という仮想宇宙。この幻想に満たされた監獄次元を解体し、廃止していくには足場が必要であり、新しい枠組みが必要だ。その足場と枠組みを貴社やマインド技研が開発運用するのが「仮想宇宙の技術経営」なのである。