未来技術を既存事業に導入する
経営者や事業責任者で、心の技術に共鳴し、既存事業への導入を検討されている場合、議題とともに面会を予約いただけます。
考察の要点
- 予言・霊能・恐怖エンタメは崩壊する
- 監獄として作用する信念体系や知識がある
- 丸投げ習慣があなたや私を奴隷化する
- 陰謀論は紙一重で残念な方向に誘導されている
スピリチュアル産業、霊能商売、恐怖エンタメ。これらは文明のゲシュタルト崩壊と共に崩れ去る。
未来予知でも預言でもない。構造的にそうなのだ。崩壊中の文明に依存した構造であるから、ドミノ倒しで崩壊せざるを得ない。直線時空の概念(過去・現在・未来)を外して全体を視る時、未来予知より精緻な技術理解がそこにある。
エンタメ系スピリチュアル産業をビジネスに取り込んできた者たち、神々や高次元存在を利用してきた者たち、幻想の舞台装置を経営してきた者たちは崩壊を経験する。筆者が旧國體と呼び、多くが國體および國體奉公衆と呼ぶ者たちが実装する基盤も同様である。
ハッキリいえば「日本の、惑星の、ワンワールドの基盤が根底から覆り、文明基盤が刷新される」のだ。日本が神々やその子孫として崇め、敬ってきた者たち(の統治・支配の仕組み)も同時に崩壊することを意味する。
予言商売の終焉
今日は7月5日。大衆が大騒ぎしていた大災害の日である。
一部では、大災害ではなく霊的覚醒の日だとも喧伝されていた。消えるとか、消されるとか、そういった詐欺的コンテンツも大量に流布されていた。
そういった情報には価値がない。なぜか。いくつかの理由がある。大きく2つの点を考察したい。
宇宙論・現実認識が間違っている
宇宙論。多くは次元が多層になっていると信じている。それを「多次元世界 = 真の世界」と誤認する。
自分たちが集合的に知覚できない世界を異次元と決めつけている。数学的に無視する。霊視内容を未来に起こる出来事と決めつけたり、数えきれないほど存在するシナリオ・並行世界の事象として騙り続けている。
本当にそうだろうか?
次元とは容量であり、計測・分析の基準である。それは「閉じた結界」である。確かに次元は存在する。しかし、大宇宙は閉じた結界で階層構造になってはいない。この信念体系が惑星最大級の幻想監獄として機能していることは、これから徐々に明らかになっていく。
科学や技術の範囲であるから、スピリチュアル産業お得意の「あなたと私の知覚・認識は違うのだから」ということにはならない。霊能商売のほとんどが幻想や詐欺であり、実態は近年摘発が進んでいる詐欺拠点と相違ない。
霊視が未来予知でない可能性は?
その可能性は充分にある。私たちの理解は「主要現実、代替現実、並行現実、次元、宇宙、並行宇宙」について混沌としている。そのため、あまりにも明晰な映像を未来予知や並行世界として信じ込みやすい。
体験・映像は捏造できる。潜在的な可能性(つまり現実ではない)ことの方が圧倒的に多い。
スピリチュアル産業や恐怖エンタメ中毒になると、別の観点・複数視点からの検証をしなくなる。陰謀論界隈に潜入生活していた時、そのギッチギチに固定され、柔軟性を失った信念体系と集団心理にうんざりしたものであった。
あなたも私も忘れてしまいがちな真実がある。私たちは心の技術で「プレ現実」を創造・投影することが可能である。この技術的真実は、錬金術でいう「白の錬成」と同等のものだ。
覚醒を他者に委ねる危険で脆弱な姿勢
多くが日常を惰性で生き、非日常に快楽を見出し、生きている。
それは他者のプレ現実を己のマインドに投影された状態だ。プレ現実を(設計図・プログラムとして)リアル世界に実装し、ポスト現実(幻想の連鎖)を延々とつくりだしている。
あなたも私も、誰かのビジネスライフサイクルにおける資源、プロダクトライフサイクルの部品としてリサイクルされている。こうしてプレ現実というブランチは、集合的な主要現実にマージされていく。
秘密結社、友愛団体、旧國體などが用いてきたタルパやエグレゴアも幻想系の後付けコンテナ(幻想次元 = 天界)だ。古事記やウエツフミなどの神話も、奴隷化のために文化伝播のプロトコルを利用している。統治プログラムである。
これらコンテナやプログラムは、プレ現実を創造するためのクラウド環境として機能する。秘密裏に設計されたビジネルルールに沿って、このアプリケーションロジックは監獄次元の部品として機能してきた。
この幻想系を駆使した大衆操作は、Kubernetesによるコンテナのオーケストレーションによく似ている。そのマニフェストに何が記載されているかは、アプリケーション利用者からはわからない。陰謀論の脆弱性もここにある。
そのクラウドから再ダウンロードされたプレ現実の断片を、あなたが表現することによって集合的な現実を実装するよう操られ、搾取されてきたのである。ご利益信仰の崩壊が目前となった今、あなたはそれを主要現実として体験する。
これが目覚めである!
他者に覚醒を委ねる行為、地球外の誰かに魂を覚醒してもらうベルトコンベアー方式、自然が全てやってくれるからのんびりゆっくりしていればOKという幻想は、すべて「選択の自由と創造の責任を他者に丸投げしている状態」である。
これが隷属状態である!
シュメル・バビロニア・日本の神アヌンナキ・イギギの基盤技術は、非常に高度であり、隷属のための仕組みは想像以上に巧妙だ。そして惑星・仕組を横取りしよう、上書きしようとする勢力争いも舞台裏では過激化している。
そんな隷属状態から生み出される予言・予知・霊能・恐怖エンタメコンテンツに消費価値などないことは明白である。
陰謀論が残念な理由
端的にいって、陰謀論の残念さは「強引な分析・洞察」にある。
強引なこじつけが、せっかくのトリガーを台無しにしてしまう。前述の大衆操作、プレ現実の実装と円滑投合されることによって、世界の脆弱性や危険性を強化する結果になっている。逆レバレッジとして機能しているのだ。
そうなると、すべての火山活動が陰謀に結び付けられ、すべての断片情報を好みの幻想を説明するための証拠として散りばめるようになる。明らかに論理破綻している事象・具象をすべて同じ結論に帰結させてしまう。勢力構造も二分法に依拠した単純構造にしてしまう。狙い通りである。
どうしてそうなってしまうのか?
産業・業界構造自体が「衝突・対立・歪曲」をコンセプトに構築されているからである。簡単にいうと「あなたのスマホが詐欺目的で製造されているのに、たったひとつのアプリをインストールするだけで真実に目覚めたと誤認している」ようなものだ。
スマホを変えるという選択肢、スマホを捨てるという選択肢がそこにはない。それが思考停止・信念強化につながっていることは、客観視・俯瞰・複数視点を持った途端視えてくる。階層性の多次元宇宙も同じである。陰謀も同様だ。
スピリチュアルな知識の多さや陰謀系の情報量は、目覚めにほとんど関係がないのはこれが理由である。
この状態を構造から維持するために、一握りの真実は大量の詐欺情報とネットワーク化される。陰謀論とレッテルをはることにより、抵抗を生み出し、間違った分析・洞察へと誘導していく。恐怖エンタメ化させていく。狙い通りだ。
複数視点の重要さはここにある。プレ現実を主要現実に持ち込む時の要領と同じで、ロールプレイが役立つ。ゲーム理論や戦略論と同じで「私が支配層ならどうするか」という枠組みを仮実装する。気づきをもたらす簡単な方法である。
もっともレバレッジがかかるのは、基盤やコンセプトである。意識と心の観点では、ソフトがハード化し、高密度が低密度を制御するためである。人類がそれをハード起点で考えるのは、支配者にとって好都合である。
コンテンツ世界を観察すると、フェイクニュースの拡散や強引なこじつけほど「緊急事態」や「最悪です」といった、恐怖エンタメ、恐怖トリガーを多用している。ここも陰謀論の脆弱性・逆レバレッジになっている。
客観的に「この人たちは恐怖や苦しみが好きなのだな」という感じがする。
高密度が低密度を制御する仕組みなのだから、謀略を解体するには活動帯域(情報密度)を変えなければならない。それが詐欺スマホというハードを握りしめ、支配OS上にアプリを入れても意味がないという話につながっていく。
真実を知り、立ち上がる。これが有効になるのは、活動帯域をガラッと変えて慎重な分析・洞察を行うときである。意識と心の技術を理解して、理想の心の枠組みを「選んで実装する」ことで意識を固定させ、変化が起きるのだ。