未来技術を既存事業に導入する
経営者や事業責任者で、心の技術に共鳴し、既存事業への導入を検討されている場合、議題とともに面会を予約いただけます。
概要
心の技術を貴社の既存事業に適用する。この真義をハラオチさせるために、基盤や術式の構成要素を図式化しました。新しい豊かさを創造する「ものづくり」に移行するための地図としてご活用ください。
新しい「ものづくり」の基本技術
結論、ソフトからハードを創造する技術を理解することです。
換言すれば、不可視の霊妙素材から有機的に可視的な事象・具象を創り出すことです。これは心の技術の真髄であるとともに、そこにあるだけで影響を及ぼすという、技術的な特徴と関係があります。
技術的にいうと、情報密度の高い帯域で設計・実装し、情報・活力の均衡を巧みに調整することで密度を落とし、目的の解像度を上げていく技術です。この高度で(私たち地上人類にとって)先進的な基本技術こそ、遺伝系や文明基盤の中核をなす技術です。
この図は、地上文明の基盤となる構成要素を記述したものです。デジタル技術でいう技術スタックというのが一番近い表現になると思います。要は「こういうプラットフォームが存在するので、その上にどんなアプリを開発して使いますか?」という疑問に、文明課題を解決する「ものづくり」をぶつけていく。
これが心の技術を使った、新しい豊かさを創造する「ものづくり」です。無から有を創造する(ように見える)ので、破壊文明から進化した先駆者たちの活動帯域であり、人類が神の領域として思考停止してきた課題解決領域でもあります。
その領域・帯域に、貴社が参入していく。それもそう遠くない未来に。なぜなら、貴社はすでにその一端に触れているから。ということなのです。
心の技術を思考実験で説明する
想像してみてください。あなたが山道を歩いていると、道の両脇に巨石が2つ、人為的に置いてあるように見えます。あなたはその石に何か意味があるのかと考え始めます。それは門なのか、結界なのか、自然にそうなった場所の間に道を通したのか、それとも場所自体に重要な意味があるのか、といった思索です。
あなたが論理を優先する人ならば、自身の知識や経験から統計的に可能性を分析したり、枝葉的に物語や筋書きを展開するでしょう。あなたが直感的で、感じてから熟考する人ならば、まず「何か意味があるな」というヒラメキから五感・六感をフル稼働させていくでしょう。ジックリ観て、触り始めると思います。
あなたはどんな人ですか?ちなみに筆者は後者です。
今までのコンサル経験からして、直線的で端的な論理を好む人は、筆者の文章や図案は理解しにくいと思います。しかし「ものづくり」を視覚・立体・波動的に取り組む職人にとっては、自分で点を線でつなげるため、無駄な情報のない図案として理解いただけると思います。
ギフテッドに関する書籍などを読むと、前者の論理的で線形展開する人は「言語的・音声的」と判断されます。後者の直感的で非線形的な人は「視覚的」と診断されるようです。古い表現では、前者が左脳的、後者が右脳的です。とはいえ、どちらか一方ということはなく、程度や濃度の問題です。
左右の程度、線形思考の頻度、光と音に係る好みの傾向、これらすべて均衡であり個性です。
これまでの現状維持文明では、線形・左脳・論理的な人を秀才や天才として高めてきました。コンサルなどがそのわかりやすい例です。所謂「少ない変数で高速にパターン認識するIQの高い人」が優れているとされてきました。
一方、非線形的・右脳・視覚的な人は扱いにくい天才、もしくは落ちこぼれとして排他されてきました。社会的な歯車として役に立たないという偏見があったのです。所謂「大量の変数をあらゆる角度や切り口から試していく、立体的なIQに偏った人」の話は無視・攻撃される傾向にありました。
世界的(というか西洋的に)非線形的な取り組みが評価されるようになったのは、ごく最近のことです。
個人的な体験から述べると、非線形的な取り組みをする人は、高速に結論しているように見えて、実はそうではありません。一旦の仮説は高速に立てますが、5年でも10年でも結論を保留しておけます。このことは、ネガティブケイパビリティとして本になっている内容と同じです。
現代の経済界で求められてきたのは、高速で直線的かつ単純な結論でした。しかし、これからの時代は透明性と複雑性の時代ですから、今までの秀才はAIが担当することを人類が集合的に希望しています。
思考実験を技術的に解説する
前述の「心の技術の基本は、適切な場所に適切な何かを配置することで影響を及ぼす」ということは、人為的に巨石を2つ配置することで実現されています。
相手の解釈が正しいか間違いかは正直どうでもよく、石が概念的に意味ある形で置かれることで、相手の精心に影響しています。本当は、多重の情報・活力による多重の影響があります。同じことは言葉でも可能です。
私があなたに「今、幽界系が崩壊していて、タガの外れた者たちが暴れている」と伝えたとします。これは実験で確認されている現象ではありますが、真偽にかかわらず、あなたは漠然と不安になったり、過去の知識や経験と照らし合わせたりするはずです。
電磁・音声・直接・間接を問わず、マインドコントロール(精心操作)も同じ要領で実施されています。展開されているオペレーション・マインドコントロール(情報戦争)は、直接的な暴力から下意識・深層意識に働きかけるものまで多岐です。遺伝系に強く働きかける戦術が全方位展開されています。
高度な技術を隠れて使用していたとしても、基本は「何かをある接点に配置することで影響している」のです。これは巨石であろうが、建造物であろうが、動画コンテンツであろうが、書籍であろうが同じです。マーケティングでいうタッチポイント(顧客接点)と線形的なジャーニーなどは解りやすいと思います。
線形・非線形、言語・視覚、左脳・右脳などの二分法について詳しく書いたのも、実は深い意味があります。
二極の活力は、情報・動力を人為的に設計した結果として生じます。程度や濃度と書きましたが、まさしくその通りで、情報密度とその扱いによって多様性を生み出す技術です。普遍原則ではありません。
後述しますが、伝統的には四大元素や第五元素の扱い、適切な場所で適切な方角と合わせて電磁的な変数を調整する技術です。古くは男性性・女性性・中和などと表現されてきた秘教的な知識と関係します。
すべてが心の技術で創造されているという前提からして、これは「両利き」になってみるとよく解ります。筆者は先天的な左利きで、右利きに矯正され、後になって両利きにしました。左右で文字を書き、絵を描き、箸を使います。とはいえ、適材適所はあり、右が精密系、左が直感系という感じで使い分けています。
偏った情報処理を改善したり、活力を固定状態から中立状態に戻すと、均衡の調整によって個性や多様性が生じていることが理解されるのです。この意味で大量生産・大量消費の世界は、均一・均質さを強引に推し進め、非常に害のある思想(文明基盤)のもとに操業されていると解ります。
同じことが「振り子の揺り戻し」にもいえます。一方の偏りから他方へと揺れる律動を利用して統治されていることに気づけば、私たちは自身の位置や動きを律することで影響を緩和できます。これがヘルメスの叡智でいわれていることです。
単純系と複雑系というのも要点です。単純系はプログラムを直線的・手続的に実行する、いわば「体験に集中する帯域」です。それ自体が悪いということは全くありません。単純系を実行するために複雑系での設計・実装が必要なのです。それは今の文明からすれば「設計に特化した帯域」です。
ところが、心の技術で新しい豊かさを創造する「ものづくり」に移行する貴社のような先駆者の場合、話は少し変わってきます。体験帯域であろうが、設計・実装帯域であろうが、同じように扱う必要があります。これはアプリの設計・実装・利用を同じ重要度(価値)として扱うことと何ら変わりはありません。
換言すれば「これまでの抽象は、これからの具体」として認識される必要があるのです。それは「今までの原因は、結果の一部として再評価される」ことを意味します。
心の技術を具体的に理解する
非線形世界で情報・活力を設計する。流れを実装・展開する。直線的に体験する。これらを実現するための「具体的な」技術要素を伝統と共に理解します。
この図は「文明創造の基礎となる技術要素」について記述したものです。新しい心の技術を伝統と合わせ、分類・評価したものを俯瞰しています。前掲の文明構成(技術要素)の実装・操作を行う具体技術です。
要点は形で表現された構成・概念です。この型が「振動相似・構造共振」という意識・宇宙の基本原理を表現しています。多少、構造や実装に差異はあっても、やっていることの本質は同じであり、即実装となります。
五大を言霊学の母音として捉え直し、統合すると、音声即実装であることが理解されると思います。この設計即実装、実装即機能という原理は、術式構築と合わせて後述します。
伝統は地域や文化によって差異があります。図で補足されている方角の設定と同じです。地理的な基点や半球の電磁作用などで大きく変わります。精密には、方角と四大元素の設定は、地球・月・星座・地理・時節・遺伝系・幻想系・実施目的など、多くの変数を考慮する必要があります。
こういう統計的に膨大な変数や次元の計算こそ、機械にやってもらいたいものです。貴社とマインド技研の接点をAIに任せていない理由は、プライバシーだけでなく、このような未来技術に論点があります。
図の内容を詳細に解説すると、せっかくここまで思考実験を通して行ってきた、あなたと筆者の共同作業がすべて無駄になってしまうので、ここから技術的な要点を記述していこうと思います。
- 基盤は天の水銀(エーテル素材)
- 水銀は四大元素を内包する(新理解)
- 均衡調整は集積・統合・増幅と関係
- 四大元素は変数・データ型・プログラム
- 四大元素と第五元素は設計・実装即機能
- 物的に希薄な機能は情報密度が高い
- 元素の風で解像度を上げ、密度を下げる
- 上記すべては密度的位置と電磁調整に関係
原始的かつ魔術的な実装方法で理解を深めます。ある目的を心の技術を駆使して達成したい。あなたがそう思ったとします。あなたは部屋の一角に聖所を設け、そこに術式を組むことにしました。石や塩、金属などを材料に、方角的な設定を含め、それらを人為的に配置します。
このとき、多重の設定があらゆる帯域の情報・活力として術式自体に組み込まれることはお分かりになると思います。素材が持つ意味、特性、情報。方角と合わせて組んだ位置や角度。術式全体をアプリとして俯瞰した場合の機能的な意味。自分(の意識と心)が参加した時の統合イメージ。
あらゆる情報・活力がその場所に実装されていくことになります。その可視化された術式(プログラム)が、あなたの思考様式・行動規範を定めていくため、毎日の儀式が重要になっていくのです。術式に則した行動(自律)を習慣化することで、知覚する世界が変化していきます。活動する振動帯域が変わります。
これは聖所という工房(ラボ)の小さな環境と自分自身を等しくするために行われます。換言するなら、あなたの内面世界を外界に顕現させる試作品・原型ということです。もっというと、あなたが創造するホログラム宇宙の原型(投影元)を、内面を外面に投影する形で実装しているということです。
この意味で、あなたの目的は原型として達成されていることになります。
理解すべきなのは、あくまで「実験室で成功した研究である」という点です。この意味で科学と心の技術はまったく同じであることにお気づきになられたと思います。原型とは並行現実のソフトウェア実装であることも理解されたはずです。
このソフトに立脚したハードが立体・多密度・非線形に展開されていくのが集積・統合からの増幅です。
これが「適切な場所に適切な何かを配置することで影響を及ぼす」という心の技術の基本であり、原型・雛形として情報密度の高い状態が(高密度な顕現として)低密度世界に実装された状態です。神社システムも同様であり、寺院が幽界接点として機能してきた理由も同じです。
言葉にすると無駄に難解になるので、職人としての経験や実際にレゴブロックで立体術式を組んでみると解りやすいと思います。レゴブロックで術式を組んだ場合、思いを投影・設定しながら組んでいくと、ふとお感じになるはずです。プラスチックではなく別の素材であれば、もっと構想とイコールになるはずだと。
それが、心の技術を用いて事象を創造するという基本的な作業を表しています。錬金術の伝統では、アタノールという炉を設置して鉛を金に変容する作業を開始することです。これらはすべて同じことを指しており、それは貴社の「ものづくり」における工程とほとんど変わりないことにお気づきになったはずです。
この技術仕様を理解・活用し、冒頭で掲載した文明の構成要素(技術スタック)と統合すると、貴社の新しい豊かさを創造する「ものづくり」が始まる。そのことを概念的に、しかし手触り感のある形でご理解いただけたと思います。いかがでしょうか?