無から有を生み出す「ものづくり」技術

研究ノート - Posted by Mana Kaneuchi on 17 September 2024
心の技術とは、無から有を生み出す「ものづくり」技術である。貴社が新しい富と豊かさを創造する方法、先駆者として参入する条件について解説しました。

概要

意識の技術と心の技術。新しい文明で「ものづくり」を担う心の技術。宇宙に存在する素材を抽出・集積・増幅することで惑星テラフォーミングを行う技術でもあります。その技術を駆使して文明創造を行うために必要な情報を集積・増幅・解説しました。


近未来に扱う2種類の技術

無から有を創造する技術には、大きく2つあります。

第一質量から創造する

ひとつは「本当の無から有を生み出す」原初の技術。もうひとつは「無のような素材から有形のモノゴトを創り出す」加工の技術です。フリーエネルギーに限定されない、新しい分野が拓かれつつあります。

マインド技研では、原初の技術を「意識テック」と命名し、加工の技術を「電磁テック」と命名してきました。しかし、現代科学の知識が邪魔になり、誤解を生みやすくなるので、分け直した経緯があります。

  • 意識の技術(創造)
  • 心の技術(加工)

真の創造は無から有を生み出すことです。これは真源や真源の周囲にいる存在たちが原初文明の構築において行なってきたことであり、彼らは分ける技術、マインドの創造者である。そう私たちは理解しています。

その劣化版ともいえる能力(技術力)を私たちは備えています。備えていますが、眠っているので活性化させる必要があります。カンタンにいえば「意識の力を目覚めさせる」という高度な分野です。

一方、加工の技術は貴社の得意分野です。素材を加工し、モノゴトを創造する技術です。この本質は、心(マインド)で原初の素材と結界魔術を扱うことです。シンプルに「流体技術、遺伝工学、論理実装」です。

マインド技研は、後者の「心の技術」を扱っています。人によってはエーテル科学と呼ぶかもしれませんし、星々の電磁的な情報エネルギーを集積・増幅することから、アストラル技術を連想するかもしれません。

エーテルもアストラルも「情報エネルギー」を扱う分野ですから、心の技術に含まれます。重要なのは、現代科学、神智学、神秘哲学、形而上学、スピ産業、ニューエイジ思想などを前提に考えないことです。

シンプルに「心の技術が森羅万象を生み出す」と捉え直し、新時代の「ものづくり」は無のような素材から感覚的なモノゴトを創り出す加工の技術であるとします。結果の世界を切り崩す自然破壊ではなく、大宇宙に存在する潜在物質を結界魔術で抽出し、電磁的に集積・増幅することで文化・文明をつくりあげる。

惑星テラフォーミングとは、この心の技術による森羅万象の創造と調整です。

新しい富と豊かさを生み出すための「ものづくり」は、ゼロサムでも思弁的な無限性(詭弁)でもありません。本当の意味で潜在エネルギーをホログラム宇宙として展開させる、生み出す技術になります。デジタルな「ものづくり」はその前段といえます。


新領域に参入するための条件

もちろん、この領域・分野に参入するための条件があります。

創造に適した意識の状態

先駆者を先駆者たらしめる条件は、統治機構の許可証やベンダー資格とは無関係です。支配者に都合の良い道徳観念や倫理観の押しつけでもありません。貴社や私たちの遺伝特性や意識状態によって決まります。マネーを積んでも、条件を満たさない人々は参入できません。仕様上、自然が参入を許可しないのです。

スピ産業的にいえば「身魂が磨けているか」です。正確には、新領域に共鳴・同調できるかどうかです。

マインド技研では、遺伝特性と潜在的な文明基盤という観点で、日本にいる「ものづくり」の達人たちに可能性を感じています。本当の職人たちが精妙な加工をしてきた歴史。品質や検証レベルの高さ。素材や機械が変わっても、このような能力は相対的に活かされると考えます。

しかし、重要な条件が残っています。

それは「情報密度を高められるかどうか」という参入障壁です。わかりやすくいえば、常識を棄て、断捨離を厭わず、新しい分野で積極的に試行錯誤できるかどうか。壮大な認知負荷に耐え、まったく新しい分野・環境で「ものづくり」経験を活かす心構え(マインドセット)があるかどうかです。

多くは、この条件を満たすつもりがない。実践から判りました。

エンタメ系スピ産業の神、SNSでバズる宇宙系コンテンツ、責任の外部化へと転じる陰謀論は大好きでも、本当に世界を変える「ものづくり」とその技術にはまったく興味がない。事業・技術・市場はそういう感じではないでしょうか?

他者の選択を評価したり、意思決定に干渉するつもりはありません。とはいえ、この分野の情報が少なすぎて、興味・関心・覚悟ある人々が気づけない世界になっている。それもまた事実です。

条件のひとつである、常識を棄て、文明基盤の断捨離を行うと拓ける世界、視える景色があります。

普通に経営し、働き、生活しているとまったく知覚できない領域に同調できるようになります。それが「大宇宙の中に設置された仮想宇宙の中で人類が活動している」という課題および技術理解です。


新領域に参入するための準備

これまで、マインド技研のコンテンツや研究資料では、次のような要点をレポートしてきました。

銀河文明と創造

  • 宇宙の正体
  • 仮想宇宙の構造
  • 文明基盤(思考様式・行動規範)
  • 結界魔術による創造
  • 自我系、遺伝系、幻想系
  • 心の檻と解体方法
  • 時空に関する概念の拡張
  • 賢者の石の種類と正体
  • 意識拡大と情報密度の関係

これらは既存世界の構成要素です。新時代の「ものづくり」を理解するため、この仮想宇宙の構造を逆行分析(リバースエンジニアリング)してきたわけです。

新しい文明をつくるといっても、文明とその基盤が何かを知らなければ、砂上の楼閣に思弁的な妄想を積み上げることになってしまいます。現状維持の文明の問題を特定しなければ、新文明はどうあるべきかを定めることは困難です。

そして「無から有を創造する」もしくは「ムからウ」とは何を意味するかを理解しなければ、心の技術を駆使した「ものづくり」への移行が何であるかを理解することはできません。

心の技術で「ムからウ」と組んで生み出す。これは「存在が素材を取り分け、育てる」ということです。

意識の技術を錬金術的に説明すると「一者が第一質量を錬成する」となります。意識の技術も心の技術も振動フラクタル・構造トポロジーであることが、この表現からも理解できると思います。


現在の実績を心の技術に活かす

現行の「ものづくり」は未来の技術と相似形。そのメリットは大きいです。

惑星文明と銀河技術の統合

心の技術で宇宙と人間の構造を視ると、眼前の世界とは異なっています。次の技術資料は、心の技術による創造の基本を表しています。クリックで拡大します。

心の技術と生命の木

この芸術と技術を統合した資料は、カバラ生命の木(セフィロト)をより技術的・情報エネルギー的に再翻訳したものです。左側の解説が伝統的な用語の現代的解釈、右の解説は(結界魔術としての)課題解決領域の技術的な概略です。振動フラクタル・構造トポロジーを念頭に確認ください。

貴社の「ものづくり」実績と合わせて熟考いただくと、気づきがあるはずです。

課題解決領域が、リアル・デジタルな製品の論理設計、技術仕様にソックリなのです。利用者の領域が行動の世界、インターフェイスが形成の世界、ロジックやルールの領域が創造の世界、そして意志や理念の領域が流出の世界です。遺伝工学の観点で、コンウェイの法則が発揮されています。

これが、精妙な「ものづくり」に従事されてきた貴社が、新領域に参入しやすいと考える根拠です。

結界魔術でエーテル素材(マインド物質)を定義し、内部世界に雛形をつくり、情報エネルギーの集積や増幅を行うことで結果を出す。意識と心から流出した情報エネルギーが素材を取り分け、ロジックを組み上げていく。プログラミングや言霊も、ほぼ同じ工程・処理で成立しています。魔術や錬金術も同様です。

これからの製品は、見た目はシンプルでコンパクト、ロジックの世界と有機性が重要になります。

創造の世界であるロジック実装は、人間でいうソフトウェアやミドルウェアの設計・実装です。この領域が、心の技術の得意とする領域であり、ロジックがハードウェアをホログラム展開・実装します。思考が現実を形成するとは、この技術仕様の限定的な側面についての表現です。

これからの時代は、遺伝特性や意識の状態によって自然な棲み分けがなされると予測します。よって、今までと同じような結果の世界を分解する文明も残るはずです。創造の世界で心の技術に取り組む人々にとっては、その世界は文字通り過去や異世界に感じられるでしょう。

時空とは多次元・多密度的な距離である。マインド技研はそう定義します。

常識を棄て、断捨離を厭わず、新しい分野で積極的に試行錯誤し、壮大な認知負荷に耐えた先には、新しい文明と最高の「ものづくり」環境が広がっている。私たちは未来をそう予測し、構想しています。