新時代のブルーオーシャン戦略

Mana K が 2024年03月09日 に投稿
2024年07月25日 に更新
問題の定義が狭すぎる。問題の中の問題ともいうべきこの課題。解決の時代が到来しました。それが「情報密度の高まり」であり、圧倒的な変化に必要とされているのが「曖昧であるがゆえの明晰さ」です。

未来技術を既存事業に導入する

経営者や事業責任者で、心の技術に共鳴し、既存事業への導入を検討されている場合、議題とともに面会を予約いただけます。

概要

新しい時代、最高の文明。文明のコアを担うクリエイター向け洞察レポートです。機能不全で満たされた現状維持の文明。その基盤を差し替えるために必要な資質と才能。暴力的な均質ではなく、自然に棲み分ける上での成功要因と技術要素を「ブルーオーシャン戦略」という枠組みを使って解説します。


前提と要約

二分法、直線性、極端な単純化による弊害が蓄積した、現状維持の文明。機能不全モデルを破棄し、新しい思考様式・行動規範を「しくみ化」するにあたり、争わない戦略を立案しました。

Why - なぜ、問題の定義が狭すぎるのか

光側と闇側、善意と悪意、高次と低次。分極化・二分法に基づく二者択一を迫るやりかたは、ほとんどの情報をそぎ落としてしまうため、真実を直視することができません。狭すぎる定義・思考様式・行動規範は、現状維持の文明基盤である宗教的枠組みから来ています。

What - 定義の狭さによる弊害とは何か

ほとんどの情報をそぎ落としてしまうため、モノゴトの背景、本来持っている性質、関係性を無視することになります。背景・性質・関係性が無視されるということは、システムを無視することであり、惑星の生態系、地球上の仮想宇宙、人間装置に悪影響を及ぼします。

How - 定義を広げるための方法は何か

情報量を圧倒的に増やし、高い情報密度で意思決定する。そのために「曖昧であるがゆえの明晰さ」を手に入れ、モノゴトが溶け込んだ状態でデザインと実装を開始する。この方法を導入しやすいのが日本語を扱う人々。主語がなくても伝わる。それが新時代の片鱗です。

今回の洞察レポートは情報密度を意図的に高くしました。あらゆる側面から同時に作用するよう、プログラムを組んであります。メタなプログラムも仕込んでいますので、ぜひ情報量を圧倒的に増やし、高い情報密度で感じてみてください。アタマで考えようとすると、情報がそぎ落とされてしまいます。心というより、全身全霊でボヤーッとフワーッと、しかしクリアに感じてみてください。


二者択一を迫る暴力的な文明

このセクションでは、現状維持の文明が抱える「モノサシ」という根本課題を明確にします。

  • 宗教・スピ産業の光側と闇側という分離
  • 科学・哲学的な演繹・帰納で分ける単純性
  • 定義が狭すぎて、情報の大半が欠落

宇宙系コンテンツを研究する海外のあるサイトに、興味深いことが書かれていました。この銀河は善意のある勢力と悪意のある勢力が入り乱れた「複雑なジャングル」であるという内容です。

困惑の原因は当人のモノサシです。勢力・力学をたった2つの極で定義し、モノゴトを必要以上に難解にしているのです。当人・読み手が理解に苦しむ結果となっています。量子力学の本を読んでいる時にも、まったく同じことを感じました。

地球上の宇宙、現状維持の文明、グローバリズムを推進してきた文化の特徴は「モノゴトを暴力的に単純化し、当人を中心に二分化し、直線的かつ狭い領域で卓上理論をこねくり回し、不要な問題を量産する」と定義できるでしょう。ヒトコトでいうと「アタマでっかちの天動説」が現状維持の文明です。

それを私たち地上人類は、人類史上最高の文明だと信じ(込まされ)ているわけです。

善意の勢力と悪意の勢力。英語では「benevolent vs. malevolent」という対立構造で整理され、語源でいうと、前者は「well wishing」で、後者は「ill wishing」です。善悪二極化、光側と闇側という分断です。個人的には、ポジティブ偏重・ブリスジャンキーも「ill wishing」に感じますが、いかがでしょうか。

このような二者択一でモノゴトを決定するため、善意の仮面をつけたニセのチャネリング情報に振り回される結果になります。サニワを「光かどうか」で判断し、意図しない結果を招くことになります。爬虫類・グレイが悪で闇の存在、ヒューマノイド型は善で光の存在というステレオタイプで誤った判断を連発します。そのステレオタイプとは逆に、グレイと宇宙船を呼び寄せる、無知で危険な遊びが流行ったのもまた事実です。

科学は「帰納と演繹」が中心です。量子力学も科学の一部です。コンサルが多用するロジックツリーも帰納と演繹の権化みたいなツールといえます。行動科学も同様のアプローチを採用するようです。松木さんという方が書いた「行動経済学のアプローチ」という書籍の582ページには、仮説の生成とアブダクションという文脈で、帰納と演繹をわかりやすく定義しています。

帰納とは、一連の具体的な事例から一般化することで、演繹とは、一般的なルールから具体的な事例を予測することです。

この本は、行動経済学に係る書籍の中でも非常に判りやすく、ニュートラルな視座から論文や再現性についてコメントされており、個人的にオススメです。最近、風呂に入りながら毎晩「ナッジ」の英語版を読んでいますが、どうにも言い回しや説得に「たくさんのナッジ」を感じずにはいられません。

書籍「ギフティッド その誤診と重複診断: 心理・医療・教育の現場から」の33ページには、ギフティッド児・成人ギフティッドの特性・思考スタイルという文脈で、聴覚継次型と視覚空間型という思考スタイルについて書かれています。言語で思考するタイプとビジュアルで思考するタイプということです。

一般化・単純化され過ぎているとは書かれているものの、右脳型・左脳型という古いメタファーの再概念として紹介されており、聴覚型は演繹で、視覚型は帰納と二分されています。しかし、同書35ページに書かれているように、私自身(洞察レポートのまとめ役)も、視覚的にモノゴトや情報構造を理解しつつ、帰納と演繹どちらでもありません。もしくは両方を同時に使っているともいえます。

思考スタイルの定義が将来的に問題になる理由を端的に示すと、聴覚継次型は時系列で直線的な思考を持つと定義されているからです。これはあくまでバランスの問題で、バランスというのは進化と共に調整されていくものです。直線性の限界を拡張するタイミングは個人によって異なりますが、このような定義が差別の源泉となったり、他者を障害者と見なす「暴力的なモノサシ」として使われる危険性があります。

目覚めと眠り、アセンションゲートなど、スピ産業で大量発生した現象・問題そのものです。

このように世界を観察し続けていると、人々の思考様式・行動規範、科学や学問も、二分法を基盤に成り立っているように視えます。対立構造だけでなく、数式も同様です。変数に値を導入するプログラミングも、この種の数学を基礎に成立しているテクノロジーです。後述のブルーオーシャン戦略も、レッドオーシャンとブルーオーシャンの対比・対立構造です。

メンタルモデル比較

以前、考察ログ「情報密度の高まりを実感する」の「学問が立脚する思考停止の領域」というセクションで書きましたが、私たちはこう考えています。

地上の学問は宗教に立脚しており、衝突と混乱が起きるよう、分離目的でデザインされたモデルを基盤としている。それは極端にシンプルでわかりやすい二分法・分極化・二者択一のモノサシ(メンタルモデル)として利用され、モノゴトが本来持っているほとんどの情報をそぎ落としている。

二分法が悪だとか、 分極化が間違っているという話ではありません。今までは仮想敵を設定して行動を「ナッジ」したり、気づきのトリガーとして二分法が意図的に利用されるケースもありました。あなたは悪くない、システムが悪い。人を責めるな、しくみを責めろ。闇の勢力が悪くて、私たちは被害者であるという誘導です。

真実を推し量り、計測するモノサシとしては「時代に合わなくなっている」のです。そのモノサシは(支配と操作の観点から)予測可能で整理しやすいモデルとして、非常に長い間機能してきました。情報密度が低く抑圧されていた時代、人々が同時に処理できる情報が著しく少なかった時代の「機能不全モデル」です。

この太陽系の情報密度は高まっています。時間が加速しているように感じられるのは、その副作用です。私たちが理解する時間とは「多次元・多密度的な距離を測る尺度」であるため、情報処理の速度・密度が加速すれば、時間は距離・体感的に速く感じられるのだと考えます。

  • 二者択一は古いメンタルモデル
  • 腫れ物に触るような扱いからの脱却
  • 二分法は直線性と一体化した思考様式

今まで交互に起きていたモノゴトが同時に知覚される。直線的な時間差(距離)があったため、二分法で分類できていたモノゴトが同時に発生する。古い二分法のモノサシを握りしめているより、新しいモノサシに変更したほうが明晰さが増すわけです。今、現状維持の文明(に適合しない人々)が気づきはじめています。


競わないブルーオーシャン戦略

このセクションでは、機能不全モデルの交換を、ブルーオーシャン戦略の再定義で解説します。

  • ブルーオーシャンの目的は競わないこと
  • 狭すぎる定義こそがレッドオーシャン
  • 経済効果では文明基盤は変化しない

対立・対比による支配と操作を目的とした、現状維持の文明。意図的にデザインされた市場原理により、非常に狭い領域でほとんど同じことを行い、競争するよう仕向けられている。問題はハッキリしています。その機能不全モデルを破棄し、競わないモデルを導入するにあたり、ブルーオーシャン戦略という概念をインターフェイスにすると効果的です。

注記:競わないモデルとは、無力化され、誰かに服従することとはまったく違います。むしろその逆で、主権と自由を基盤とした「すべての存在が等価で異なっており、属性や経験に応じて自然に棲み分ける」モデルです。とはいえ、競わないことを謀略による影の支配と同一視する人々も存在します。単純な分類は危険です。

まず本家Webサイトで「ブルーオーシャン戦略」の定義を確認します。

BLUE OCEAN STRATEGY is the simultaneous pursuit of differentiation and low cost to open up a new market space and create new demand. It is about creating and capturing uncontested market space, thereby making the competition irrelevant. It is based on the view that market boundaries and industry structure are not a given and can be reconstructed by the actions and beliefs of industry players.

要点だけ述べると、次のような戦略です。

  • 差別化と低コストを同時に追求する
  • 競争のない新しい市場を開拓する
  • 市場や業界構造を再構築する信念・行動

ヒトコトでいうと「市場の狭すぎる定義を拡大しましょう」という戦略です。ですが、いくら再定義・拡張しても意味がありません。市場原理・思考様式・行動規範が変わらないため、少し時間が経過するだけで、狭すぎる定義で争う結果になります。経済プラットフォームとは惑星レベルで施された黒魔術の一端ですから、戦略程度で変わるはずがないのです。

日本のスモールビジネス、大企業の事業開発において、このブルーオーシャンは不評です。理由は「前例がない、他社がやっていない、リスクが高い、堅実性に欠ける」という趣旨に要約されます。経済プラットフォームが狭い領域で競争するデザインになっているため、自然と熾烈な争いへと「ナッジ」されます。また、短期的・利己的な利益にフォーカスしていると、開拓精神や未知の領域への挑戦はリスクでしかありません。

ある教授が「今だけ、金だけ、自分だけ」という表現を使っていました。この破壊的な機能不全モデルを破棄し、新しいモデルを開発し、文明基盤を差し替える切迫性を感じる表現ではないでしょうか。

ブルーオーシャン戦略も、深く調べ、実際に使ってみると、問題はたくさんあります。二分法や直線性を基盤にしているためです。エシカルビジネスと相性が良くないと感じた方もいるはずです。実際その通りで、重要なのは市場ではなく「競争なき構造を、信念と行動でどのように構築するのか」という抽象概念です。

この抽象概念を拡張し、フレームを拡張することで、新しい世界へのポータルを開くインターフェイスとして機能させる。惑星規模の黒魔術と古代の高度なテクノロジーに穴を開けるインターフェイスの開発。新しい時代、最高の文明を担う、あなたのようなクリエイターの腕の見せ所です!

戦略フレームワーク

ブルーオーシャン戦略の要諦を次のようにインターフェイス化します。

  • 自然に棲み分ける「違い」を歓迎する
  • 競わない市場を含む「領域・境界」を開拓する
  • 文明基盤と社会構造を再構築する技術・行動

自然に棲み分ける違いの歓迎。 現状維持の文明が騒いでいる、ダイバーシティ・インクルーシブとはまったく違います。ソフトウェア開発におけるアジャイル文化に「変化を歓迎する」というものがあります。

筆者はこの文化をエクストリーム・プログラミングという手法のプロジェクト・マネジャーを担当したときに学習しました。ケント・ベックが書いた英語の本では「embrace change」となっています。日本語では、変化を抱擁せよ(embraceの意味がハグであるため)になっていますが、要は変化を厭わず歓迎せよということです。

つまり、ダイバーシティだ、インクルーシブだ、ジェンダーだというような、個人の特性・属性を逆差別したり、必要以上に騒ぎ立てる暴力的な文明とはまったく異なるのです。当人の自由を尊重するナッジに見せかけ、支配と操作のダークパターンと化している。そうではなく、単なるカテゴリーと理解し、お互いの自由意思を尊重し、干渉せず自然と棲み分ける。それが歓迎・抱擁です。

変化を歓迎・抱擁するとは、変化を強要しない・変化に抵抗しないことです。違いを強要せず、抵抗しない。それが競わない自然な棲み分けです。それができないよう仕向ける勢力の「本当の意図」を見抜く必要があります。

率直に書くと「遺伝・種族の違いを歓迎し、人間装置を実装している魂や個別化された意識の経験に応じ、自然と住む場所や集まる地域が変化する状態を受け入れる」ことです。今の均一・均質な文明(one-size-fits-all civilisation)からすると差別のように聞こえますが、暴力的な均質化と定義の狭い領域での争いのほうが愚かで未熟であり、不自然です。

このことは、これから10年程度で深く体感されるでしょう。

競わない市場を含む領域・境界。 結局のところ、市場や経済を中心に据えている限り変化しません。市場原理も経済プラットフォームも、別のコアシステムを継承する仮想マシン・仮想サーバーでしかありません。仮想ホストは別のシステム領域にあります。

コア領域(文明基盤)の交換とシステム境界(文化系)の再定義が「自然かつ平和裏に」行われるべき理由はここにあります。

繰り返し革命を起こしても、何度モデルを再定義しても、腐った企業体を終了(terminate)しても、ただ流転するだけです。はじめからそう仕組まれているのです。現存する国體の恒常性(homoeostasis)であり、その国體を己のハードウェアとして裏から支える、地球外由来の勢力が存在しているためです。この背後にいる勢力が、スピ産業・宇宙系コンテンツで「光側と闇側」という暴力モデルで恣意分類されてきた存在たちです。

情報技術の仮想化技術(Storage Area Network)で例えるならば、仮想ホストは政体系で、仮想ネットワーク・インターフェイスが金融系、物理サーバー(ベアメタル)が国體系。ストレージが地球外生命体の管理運用領域。ストレージには魂を管理するオブジェクトストレージも含まれます。このSANの光ファイバで電磁連動する環境はテラ(地球)だけでなく、太陽系のほぼすべての惑星に及んでいました。それは錬金術・魔術・言霊を深く研究した者であれば誰でも知っている公開情報です。

仮想マシンのように何度でも「ライブマイグレーション」可能な経済領域にいくらアプローチしたところで、何も変わるはずはないのです。政体ですら仮想ホストですから、再インストール、国體のすげ替え・乗っ取りで流転するようになっています。私たちの見解では、日本の国體も同じ経験を(繰り返)していると考えます。これが科学や経済、そして国體が立脚している宗教(という思考停止領域)なのです。

この流転プログラムは、錬金術でいう第五元素やエーテル魔術で組まれており、古代神話に登場する、天と地の分離、天を持ち去った技術です。電磁ネットワークは星々のエネルギーまで連携・統合されたシステムですから、戦略程度では何も変わりません。

少なくともシュメール文明やバビロニア時代から延々と繰り返されてきた闘争です。地球外の多種族と関わりがある上、古代の神々であり(おそらく本当の)日本国體が祖神とするアヌンナキにも複数勢力が存在します。

スメル学会、伊予国一宮大山祇神社・元宮司の三島敦雄氏と板垣英憲氏の著書(復刻版)「天孫人種六千年史の研究」の一巻101ページにも、仮説としてこう書かれています。パソコンで出てこない漢字は一部置き換えています。

日本人種は複雑であるが、併し先着者たるアイヌ種族は、混血は免れないとしても、本来日本人種構成の種族ではない。これに次いでケタ族がある。ケタは新来のチアム族が先住者を卑称したる語で、種族的固有の宗教を持たぬ。今特種民の一部で其の全體ではない。次の渡来者は、前印度モン・クメール族倭人派で、龍蛇神を祀る種族や、何々龍神の子孫といふは此の人種である。次にマラヨ・ボリネシア系のチアム族で、隼人派、前出雲派等の長神、貴神、咋神、鴨神等崇拝族である。次に朝鮮ツングース族の後出雲派たる大日孁貴崇拝族、次にバビロニア系統の天孫人種である。其の他有史以後に於ける支那朝鮮種族の移入は明である。

この書籍の研究・考察がすべて正しいとは思いません。しかし、ガラパゴスと揶揄される島国日本ですら、このような文化・思想的な違いが均一化され、暴力的に経営されてきているのが歴史です。内容は異なれど、落合秘史・洞察史観も日本、特に国體と多様性に言及しています。

注記:日本と日本国體をどう定義するか、どのレンズを通すかで変わる話です。海神エアと日神マルドゥクを並祀するのと、海神ティアマトと日神ニンギルス(イギギ)を並祀するのとでは、意味が異なります。火神はAnak(アン・アク、アナク)であり、Gibil(二ビル)ですから、現スメラギはイギギ系統もしくはその代理ではないかと考えます。いずれにせよ、神という概念で「エリート主義と媒介ルール」のもと、等価な存在を隷属させる統治方法は終了する必要があります。家族主義、世界神国化が何であれ、自由と主権からほど遠いためです。この統治はイギギ(ニニギ、監視役)という天孫系亜種に課せられた役務と考えます。

フィールドワークでいうと、神社の密集する地域に試験的に住み、西日本の神社システムを実際に回ってみて感じたこともあります。アヌンナキ、それも海神エア(エンキ)を祖とする天孫族と現国體は異なる。あくまで仮説ですが、そんな気がします。

仮説の根拠は神社システムがひとつ。もうひとつは筆者の人生がずっとアヌンナキ、特にエアに関係があったからです。本日気づいたのですが、教育も研究も、テクノロジーまでがその影響下にありました。その研究の成果を、こうして今あなたと共有できていることは、とても喜ばしいことです!

龍族ティアマトとアヌンナキの対立、イギギの派遣と地上管理は古文書で確認できます。エンキとエンリルの対立は有名です。エアが海神であり、水・真水、創造的知性、初期の地神に関係があるのは「哲学者の水銀・遺伝工学・マインド技術」の達人であるため。私たちはそう考えています。

天神アヌについて判ることは非常に少なく、エヌマ・エリシュで確認されるように天才であるということくらいです。これはマルドゥク他アヌンナキ種族全般にいえることで、科学的・技術的に卓越しています。

ただし、科学的・技術的に卓越していることと、光側と闇側という恣意分類は、完全に無関係です。

前述の惑星系大魔術、ストレージ技術などの文明基盤は水銀、マインド技術に関係があり、アヌンナキを「はじめとする」あらゆる種族が勢力・遺伝的に混じり合い、提携しつつ対立しながら、少なくとも惑星テラというレコードの溝に針を落とし、直線的に数万・数千年の時を演奏した。そんな歴史背景が視えてきます。

この背景・奥の院を隠すために利用されたのが「エリート主義と媒介ルール」です。魔術的な抑圧が減り、真実の隠ぺいは終わろうとしています。私たちが血統・経歴・学位などをナッジやモノサシとしない理由はここにあります。そのツールを棄てる時期が到来したという意味です。

これらのことから、二分法を棄てた先に立ち現れるのが「種族や遺伝に係る驚くほどの多様性」であり、惑星規模の大魔術とテクノロジー、謀略統治と利権争いを終わらせた後に生じる、自然な遺伝・魔術結界、文化的システム境界です。その自然な流れに抵抗しないことが、争わない世界へのポータルです。

この先、同じ日本人に見えても文化を異にし、住む場所も変化し、社会システムも自然分割されるでしょう。

文明基盤と社会構造を再構築する技術・行動。 これらの複雑怪奇なスパゲティ文明を二元的・直線的に解きほぐすのは愚の骨頂です。競わない市場、争わない文明を構築するための基盤は「遺伝工学とマインド技術」にあります。この超古代的・先進的テクノロジーが新時代の思考様式・行動規範を定めるからです。

それを他人に丸投げすることだけは、絶対に避けなければなりません。

このことが主な理由で、私たちは「丸投げ文化からの自由」を目標に、スキルハッカーというプロジェクトを推進中です。身近な生活や事業、特にテクノロジーに関係のある分野で低コストに自律していく。そのためのマインドセット・戦略・実行までをブログ形式で提供しています。

更新:スキルハッカーは選択と集中のため、終了しました。

自然な棲み分けとスキルには密接な関係があります。プロジェクトがギルドのように成長すれば成功と判断できます。重要なのは「なぜ、スキルやテクノロジーにブルーオーシャン戦略を適用するのか」です。

ここがマインド技術最大の面白さです。魔術も錬金術もそうなのですが、仮想宇宙とその実装は「特定のモノゴトがそこに在るだけで意識に作用する」のです。これが術式として知られるものであり、テラフォーミングとして知られる惑星仮想化技術のユニットであり、遺伝工学におけるリソースプールの役割です。

アニメ「シャングリラ・フロンティア」略してシャンフロのMPCキャラ、エムルのようなイメージです。同じことが地上環境に存在する鉱物・植物・動物にもいえます。スズメ、カラス、ムクドリ、セキレイ、ハトなど身近にいる多種族の存在(と動き)も、私たちの意識と深く相互作用しています。

ということは、害獣などといって殺害したり、今だけ・金だけ・自分だけで環境を破壊し続けるとどうなるか、普通に考えれば判ることです。その弊害は自身の不利益や苦しみとして返ってきます。この傾向が、ほとんどの日本人が天孫族ではなく、亜種か別種であることを端的に示しています。それがどのようなシステムとゴールであれ、祖神・祖先のデザインしたものを片っ端から破壊しているからです。

この仮想宇宙における意識の相互作用は、遺伝マインドに深い関係があります。遺伝や種族による棲み分けと自然(仮想宇宙)との環境的な相互作用が論点になってくるわけです。論点とは「二分法のような定義の狭さによる弊害を避けるには」であり、それが遺伝マインドをはじめとするマインド技術という文明基盤を最適化することです。

弊害を避ける。欧米に追いつけ、追い越せという直線的なモノサシ。問題の定義が狭すぎます。一神教や西洋的な暴力と抑圧の反動で、自分たち日本人は優れた種族であると主張する。二分法・二極化モノサシです。やはり、問題の定義が狭すぎて、思考様式・行動規範とかけ離れています。

これらを解決するのが、情報密度の高い環境で意思決定し、遺伝工学・マインド技術・仮想化技術を駆使して文明基盤を刷新し、社会システムを再構築する「自然で争わないシステム境界と結界術」なのです。

惑星系や太陽系の支配権や利権をめぐって対立するのではなく、仮想宇宙・人間装置・遺伝マインドを自然のシステム境界として棲み分ける。それが本当のブルーオーシャンであり「令和」という「システムのルール」です。元の令和の意図が何であれ、そう再定義して新しい時代・最高の文明を構築していけば良いと考えます。それが既存の概念をインターフェイスとして再定義するテクニックです。

  • レッド・ブルーも狭すぎる問題定義
  • 違い・棲み分けは自然に起こる
  • 遺伝工学とマインド技術が成功要因

間違っても大航海時代の二の舞いにならないように。大航海時代の負の遺産を継承しないように。過去5,000年以上続いたレガシーシステム(黒魔術)を基盤にしないように。それが成功要因であり、願いです。


曖昧であるがゆえの明晰さとは

このセクションでは、新しいモデルの適用で古いパラドックスを解体し、進化を準備します。

  • 曖昧さと明晰さが同居する領域がある
  • 高い情報密度では分離と統合は同時進行
  • 主語のない世界というシステム統合

惑星テラの仮想宇宙が根本課題であるため、戦略程度では何も変わらないと主張しながら、ブルーオーシャン戦略をカスタマイズするという矛盾を推進してきました。現状維持の文明からするとパラドックスですが、惑星イノベーターやクリエイターのあなたには、もはやパラドックスではないはずです。

パラドックスとは、意図的にデザインされたマインドの枠組みである。

二分法のような直線的で単純化されたメンタルモデルの問題は特定されました。もっと複雑で情報密度の高いモデルを採用することが成功要因、進化の先行指標であることも理解しました。

最後は「そのモデルをどのように実世界に適用するか」が論点です。

圧倒的な変化に必要とされているのが「曖昧であるがゆえの明晰さ」であることは、すでに述べた通りです。ここでの論点は、この抽象的な表現は具体的に何を意味するのかです。抽象フレームを具体に適用できたとき、私たちはアナロジーや応用スキルが強化されます。

ヒトコトでいえば「すでに適用できている」というのが答えです。

できるだけ短く簡潔にすると、暴力的に単純化されてしまいます。詳細には、日本語で意志疎通している私たちは、主語を廃して理解しあえるわけで、そこには曖昧さと明晰さが同居している情報空間・マインドセットがあるということなのです。

日本語の特性でもある「曖昧さ、短さ、抽象度の高さ」は、そのまま情報密度の高さを「端的に」表します。感覚的に視認・知覚できる文字や音は低密度な情報ですが、その文字情報や音を不可視領域で立体展開する文化慣習が私たちの特徴です。その不可視領域こそが情報密度の高い領域であり、これからのマインド物質であり、今まで霊や心として理解されてきた領域です。そこに新しい時代・最高の文明における「ものづくり」の領域が存在します。その領域こそ、天孫族の祖が得意とする領域(高天原)です。

天孫族とは関係がないから、情報密度も関係ないということではありません。太陽系・惑星系が情報という観点で高密度化しています。プラットフォーム・環境が高密度化しているのに、8bitのエミュレート環境で監獄生活を送る必要はありません。

自由と主権の時代、高密度な環境で「ものづくり」してみたいと思いませんか?

本来の創造性を取り戻すよう背中を押されることが多いです。真意は自由と主権を取り戻すことです。丸投げをやめることです。自分と自分を取り巻く環境や、使うテクノロジーに対してマインドフルになることです。それすなわち、本来のマインド創造技術を取り戻すことに等しいです。

本来のマインド創造。どんな環境でしょうか?

海神エアの特徴は何だったでしょうか。水・真水、創造的知性、初期の地神に関係があるのは「哲学者の水銀・遺伝工学・マインド技術」の達人であるためです。アヌンナキという科学・技術に卓越した地球外の超銀河文明が得意とする領域に、私たちも「ものづくり」で参加できる。そんな環境です。

狭すぎる問題の定義、未熟なメンタルモデル、破壊的マインドセット。成功は非常に困難です。

情報密度の高い環境です。今まで相互に発生していたモノゴトが同時に起きる領域です。高密度にもいろいろありますが、この領域こそデザイナー、クリエイター、エンジニアの得意領域といえます。アプリをデザインし、自分で実装した人は全員知っていることですが、設計上同時に起こることは、ユーザーにとって時間差で発生します。ロジックとはそういうものです。

同じことがマインドにもいえます。ゆえに高次元存在は未来を知るわけです。未来の知りかた、過去改変の方法にもいろいろありますので単純化・恣意分類はできませんが、この「進化と創造は両方、鶏と卵は同時」を感覚的に理解できるのが、あなたや私たちです。曖昧さと明晰さを合わせ持つ、日本語をプログラミング言語(の残滓)として扱う私たちなのです。

未来予測すると、日本語族がマインド物質による「ものづくり」で真価を発揮する地域・領域が顕在化します。それはあらゆることが同時に起こるような位相的・情報的に高密度な領域で起こります。その高密度領域の「ものづくり」が低密度化・側面化するのが、現在私たちが集合的に認識する物質世界です。その物質世界も開発環境と共に高密度化しているので、時間が高速に感じられるわけです。

曖昧さと明晰さが同居し、矛盾のない世界とは、情報密度の高い世界であり、一体化しつつ溶け込むという意味でシステム統合されている環境です。その環境を魔術師や錬金術師はこう呼びました。アストラル界、エーテル界と。

古く誤解・歪曲されてきた用語はもう不要です。私たちはプログラミング言語の残滓をたどり、思い出し、天孫族の祖のように文明基盤を再構築する素養を持っているということです。もちろん、すべての日本語族がそうであるわけではありません。ただ、遺伝マインドの実装や種族の自然な棲み分けから考えて、この洞察レポートを読んでいるあなたは、文明クリエイターの一人だと思います。

  • 本来のマインド創造技術を取戻す
  • 非分離・高密度から情報を落とす手法
  • 現状維持の文明基盤を棄て、実践あるのみ

まとめると、次のようになります。

新時代のブルーオーシャン戦略とは、既存概念を利用した「争わない戦略」であり、文明基盤と社会構造を再構築するためのマインド技術とセットで考えるスキーム。この惑星テラの驚くほど多様な種族・遺伝・文化を再認識し、善悪や光側・闇側という暴力的な恣意分類で情報のほとんどをそぎ落とさない。多様な存在たちが競わない、自然な棲み分けと遺伝的なシステム境界を歓迎し、変化に抵抗しないことです。

この変化を促進する役割が、あなたのようなクリエイターです。これから「マインド物質と情報密度の高い環境でのものづくり」が始まるからです!