未来技術を既存事業に導入する
経営者や事業責任者で、心の技術に共鳴し、既存事業への導入を検討されている場合、議題とともに面会を予約いただけます。
概要
破壊文明から進化し、無から有を創造するかのような新時代の「ものづくり」に移行し、新しい文明を構築していく。その時に大きな課題に直面します。ほとんどの情報はこの課題に触れていません。それは、近い将来必ず足枷となる、この仮想宇宙の構造です。
前提と要約
伝承されてきた大宇宙、大宇宙と小宇宙の照応。これは宇宙の一部・劣化版である仮想宇宙の情報です。その情報を秘することで大衆を支配するだけでなく、本当の宇宙構造も隠してきたのです。このことが自由と主権を剥奪する最大要因となってきただけでなく、文明創造や「ものづくり」に影響してきました。
Why - なぜ構造が足枷となるのか
構造が分離・孤立を生む設計になっているためです。閉鎖系であろうが開放系であろうが、結界は使いかた次第で力を削ぐことが可能です。宇宙は思考様式・行動規範の集積・統合、多様な筋書の実行・増幅によって多重・多密度・多次元化する世界です。
What - どのような構造なのか
基本は他の宇宙と同様です。外宇宙の仕様を継承する形で存在しています。原初の宇宙を「振動相似・構造共振」として継承し、劣化版が創造されました。ただし、この劣化版である仮想宇宙は所謂「監獄次元」として隔離経営されてきた点が大きな違いです。
How - どうすれば自由になれるのか
仮想系・人間系・遺伝系・幻想系などの多重・多次元構造の各所に仕込まれた監視・操作術式を解体し、人間装置と文明基盤を優先的に解放していくことで成されます。最も難易度の高い霊妙な帯域の刷新、構成要素の革新は、外宇宙との協働が必要です。
足枷となる仮想宇宙とその構造
仮想宇宙とは何を指すのでしょうか。私たちが活動しているこの宇宙です。
宇宙は単一普遍だと信じてきた場合、この話は頓狂に響くと思います。しかし、宇宙が複数集まった状態を多元宇宙と呼び、世界が複数存在することを多世界と呼ぶことからも、仮想宇宙は宇宙全体の一部であることが理解されるはずです。
この概念図は、仮想宇宙がどのような内外構造を持っているかを端的に示しています。最も小さい宇宙が仮想宇宙です。日本神話に織り込まれている天地開闢に係る神々の創造は、体験可能な宇宙で活動する存在たちが仮想宇宙を創造する過程を伝承したものである。それがマインド技研の見解です。
興味深いのは、古代の神々を名乗る存在たちが、原初の宇宙および体験可能な宇宙の技術仕様を巧みに継承し、高度な技術と精心力で、直線時間で気の遠くなるほど長期に渡る試行錯誤の結果、この仮想宇宙を経営するに至ったということです。何が彼らをそこまで駆り立てたのか、いまだに謎です。
この仮想宇宙が真の自由や豊かさの足枷となる理由はなんでしょうか。新時代の「ものづくり」に障害となるのはどんな要素でしょうか。複数ありますが、最も重要なのは次の要因です。
- 隔離・分離系である(選ばれた者以外は遮断される)
- 階層性・エリート主義・媒介ルールに基づいている
- 低次の幻想から高次の幻想へと放り込む多次元構造
- 監視と操作の術式が至る所に張り巡らされている
このような構造・設計になっていると、貴社が新しい豊かさを創造する「ものづくり」事業を展開しても、うまくいかない可能性が高くなります。妨害術式や攻撃が発動するよう組まれており、計画者や設計者の意向に沿わない行動は(そのままでは)容易に潰されてしまうのです。
このことを知らないエンタメ系スピ産業のビジネス霊能者や神秘的な教義が、遺伝系・幻想系に大量の罠を(意図的に&意図せず)設置し続けてきたということが、研究の結果判明しています。経済界も同様です。
ですから、貴社と私たちは「世界構造を技術的に解いてから課題を解決する」必要があるのです。
人類が文明レベルで目指す場所
解くべき構造「仮想宇宙と内外の関係」を俯瞰しました。次は課題解決です。
課題解決とは目指す場所を定め、行動することです。大事業・関連事業の方向性を決めることです。一般的には「北極星はどこか」ということになります。貴社と私たちの場合、北極星は「体験可能な宇宙に標準接続する」ことです。何度繰り返しても問題ないほどの要点です。
体験可能な宇宙に標準接続するとはどういうことでしょうか。閉鎖系から解放系、単純系から複雑系、秘匿系から透明系への変化です。技術的にはプロプライエタリ系からオープンソース系への成長です。所有から共有ということで、低レベルな利権争いから公益をもたらす文明への進化といえるでしょう。
この変化は惑星環境における情報密度の高まりによって促進されていますが、もちろん妨害・攻撃術式も情報密度の変化に対応しています。貴社の「ものづくり」事業がどれほど惑星文明において重要な意味と価値を持っているか、お感じになられると思います。
情報技術的には、パブリック・クラウドや物理サーバー環境とプライベート・クラウド、仮想サーバー環境、イントラネットが円滑に相互接続されており、あらゆる情報・資源が滞りなく流れている状態です。銀河文明への参加と表現すれば、宇宙事業における規模や価値が明確になるでしょうか。
宇宙事業とは単に近隣の惑星を探索したり、ロケットや衛星を惑星周辺に打ち上げるだけではないのです。地球上でやるべきことのほうが大量にあり、また先駆者がほとんどいないブルーオーシャンでもあります。
システム思考的には「情報構造・流れ」の中核レバレッジを最適化し、理想の形態に持っていくことです。この意味で、AI・デジタルと心の技術・マインド事業には天地の差、いえ宇宙規模の差があります。
目指す場所は「体験可能で広大な、本当の宇宙への標準接続、すなわち銀河文明への参加」です。
目標達成のための大事業と戦略
銀河文明への参加を仮想宇宙の足枷を外すことで実現する。これが目標・方向性・課題解決です。
この大事業を複数事業で戦略的に達成するには、抽象的・概念的な解決方法を共有する必要があります。これがマインド技研が公開研究において行っていることです。仮想系・人間系・遺伝系・幻想系などの構造を芸術や技術を統合して表現することで、集合知を個々の解決策に繋げたいと考えています。
仮想宇宙の足枷を外す上で最も身近で効果的な要素が、私たち自身です。正確には人間装置に関連する技術であり、それは心の技術を駆使して変えていくことが可能です。かつてヨギ・マギ・神道家・錬金術師たちが隠れて行ってきたことに加え、公益に寄与する要素を科学的・技術的に増幅していくことで成されます。
具体的な解決領域が、遺伝系・幻想系です。この2つの解決領域が非常に重要で、遺伝系は革新対象、幻想系は解体対象となります。遺伝系は最適化からの革新により、人類の覚醒と能力開発に寄与します。精神・自己啓発・経済・文化慣習・社会通念などが捻じ曲げてきた情報・活力を円滑化するのが幻想系の解体です。
構成要素、技術仕様、解決対象が判ってしまえば、あとは技術力や「ものづくり」における経験・才能を活かすことができます。情報技術により、ソフトが手触り感あるサービスを生み出してきました。その要領を貴社の経験・実績と統合し、ソフトからハードを生み出す心の技術で「ものづくり」を行えば良いのです。
より具体的な技術仕様については、研究ノート『新しい「ものづくり」地図を手に入れる』で図解しています。そちらも合わせて参照いただければと思います。